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使ってみた「Pixel 8a」コスパ最高でも買うか迷う理由

石野純也・ケータイジャーナリスト
グーグルのスマートフォン「Pixel 8a」。発売日前に試用する機会を得た=記事中の写真はすべて筆者提供
グーグルのスマートフォン「Pixel 8a」。発売日前に試用する機会を得た=記事中の写真はすべて筆者提供

 グーグルが5月14日、Pixel(ピクセル)シリーズのスマートフォン「Pixel 8a」を発売した。

 製品名に「a」が付くのは廉価版の位置づけで、価格は128GB版が7万2600円(グーグル直販価格)。2023年10月に発売した「Pixel 8」より直販価格で4万円ほど安くなっており、他社の一般的な高機能モデルと比べても割安だ。

 一方、スマホの処理能力を左右するチップセットは、上位モデルのPixel 8、Pixel 8 Proと同じ「Tensor G3(テンサー・ジースリー)」を搭載している。

 こうしたコストパフォーマンスの高さが評価され、aシリーズはここ数年、大ヒットを記録してきた。日本のスマホ市場でグーグルのシェアが急上昇したのもこのシリーズの影響が大きい。そんなPixel 8aをいち早く試すことができたので、使用感を率直にリポートしたい。

上位モデルは不要?

 操作してみてすぐ分かるのは、その処理能力の高さだ。廉価モデルにありがちな「たびたび動作が遅くなる」ようなこと…

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ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。