鳥海高太朗の旅行経済学 フォロー

鳥海高太朗が見た「ドジャース大谷」割安な食スポットも紹介

鳥海高太朗・航空・旅行アナリスト
ドジャースタジアムの外野席から=記事中の写真はすべて筆者提供
ドジャースタジアムの外野席から=記事中の写真はすべて筆者提供

 今年の米メジャーリーグはロサンゼルス・ドジャースが4年ぶり8回目となるワールドシリーズ(WS)制覇を果たし、幕を閉じた。

 今シーズンは大谷翔平選手と山本由伸投手がドジャースに加入したことで、日本でもレギュラーシーズンから盛り上がっていたが、10月のポストシーズンへの進出が決まると、ボルテージはさらに高まった。そんな中、筆者は現地ロサンゼルスを訪れ、その熱気を肌で感じることができた。

チケット価格が高騰

 筆者はドジャースのワールドシリーズ進出がかかるリーグチャンピオンシップシリーズの第1戦(対ニューヨーク・メッツ、現地時間10月13日)に合わせ、ロサンゼルスへ向かった。

 観戦チケットの手配は公式の販売サイトのほか、現地のチケットエージェントも利用した。公式の販売サイトでも内野側上層階などの席は残っていたが、どうしても1試合は大谷選手をもっと間近で見られる席を確保したかった。バックネット裏と三塁側ベンチの間くらい、筆者がお気に入りにしている1階エリアの席だ。

 このチケットエージェントはロサンゼルスを拠点にする日本人が運営している。30年近く前、野茂英雄投手がドジャースに所属している時から筆者は利用しており、予算と希望の席を伝えるとチケットを探してもらえる。

 チケット価格は報道でも話題になったが高騰していた。

 筆者が3月下旬、ドジャースのホーム開幕シリーズ4試合を観戦した際は、初戦を除き、同じ席が公式の販売サイトで200~300ドル(3万~4万5000円、1ドル=150円で計算)程度だった。

 だが今回、エージェント経由ではあるが、チケット価格は600ドル(9万円)に値上がりしていた。さらにワールドシリーズの第1戦では、10倍の6000ドル(90万円、筆者確認時)まで跳ね上がったようだ。

スタジアムは異次元の熱気

 筆者は幸いにも、リーグチャンピオンシップ第1戦をお気に入りの席で観戦することができた。しかも対戦相手のメッツの先発は千賀滉大投手。大谷選手との日本人対決を間近で楽しむことができたわけだ。

 スタジアムの盛り上がりは尋常ではなく、レギュラーシーズンとは全く異なる雰囲気だった。

 まず試合前からドジャースファンの気合の入り方が違う。スタジアム入りからしてかなり早い。一方、日本人の観戦客は少ない印象だった。ポストシーズン中は、試合の結果次第でその後の日程が動くことがあ…

この記事は有料記事です。

残り814文字(全文1810文字)

航空・旅行アナリスト

1978年千葉県生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科修士課程修了。食品会社、城西国際大学観光学部助手を経て、帝京大学、共栄大学、川村学園女子大学で非常勤講師。専門は航空会社のマーケティング戦略。テレビやラジオの情報番組に多数出演し航空会社や旅行の解説を行う。近著に「コロナ後のエアライン」。