2024年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞に選ばれた「ふてほど」。人気ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称としての選出だったが、ネット上では「そんな言葉知らない」「聞いたこともない」といった声があふれる事態となってしまった。
こうした反応は今に始まったことではなく、もはや師走の風物詩になりつつある。しかし、時代を考えれば当然の現象だ。
「界隈」の時代へ
インターネット、特にSNS(ネット交流サービス)が普及して以降、大衆的な共感が得られる流行語を見つけるのは難しい時代になっている。前世紀のようにマスメディアがほぼトレンドの拡散役となり、それを大衆が消費していた時代ではないのだから当然だ。
特にSNSは、自分と同じ趣味や価値観を持つ人々を探しやすく、緩やかなつながりや小さなコミュニティーができやすい。そこに身を置いていれば流れてくるニュースや動画、画像も偏る。こうなると、世間では広く認知されていないものの、自分が身を置く場所では大流行している言葉、というものが生…
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