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ドコモ料金プラン「値上げ」の波紋 DAZN無料で納得できるか

石野純也・ケータイジャーナリスト
ドコモが6月5日に新料金プランを導入する=記事中の写真はすべて筆者撮影
ドコモが6月5日に新料金プランを導入する=記事中の写真はすべて筆者撮影

 ドコモが6月5日から四つの新料金プランを導入し、料金体系を一新する。

 新たにメインプランとなるのは「ドコモ MAX(マックス)」と「ドコモ mini(ミニ)」で、現行の容量無制限プラン「eximo(エクシモ)」と、小容量プラン「irumo(イルモ)」をそれぞれ置き換える形となる。これらに加え、クレジットカードのdカードやスマホ決済「d払い」と連動し、ポイント還元率がアップする「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」もスタートさせる。

 一方、現行のeximoやirumoは6月4日で新規受け付け終了となる。既存の契約者はそのまま利用できるが、irumoはプラン内で容量変更ができなくなるため注意が必要だ。では、新料金プランではいったい何が変わるのだろうか。

共通するのは「値上げ」

 ドコモ MAXとドコモ miniに共通するのは「値上げ」だ。

 現行のeximoは、月額料金が最大で7315円(データ使用量3GB超の場合)。家族割などの各種割引をすべて適用すると月額4928円まで下がる。

 これと比較すると、ドコモ MAXは割引前が月額8448円、割引後が月額5148円だ。割引前の料金で比べると1000円以上の値上げになる。

 割引後で見れば値上げ幅は小さくなっているが、これは既存の家族割や光回線とのセット割、dカード支払い割の割引額が増え、さらに新たな割引として「ドコモでんきセット割」と「長期利用割」が追加されたためだ。

 料金自体は値上げしつつ、割引を増やすことで埋め合わせをした形だが、裏を返せば、ドコモのサー…

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ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。