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使ってみた26万円折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold7」の実力

石野純也・ケータイジャーナリスト
前モデルから大幅なスリム化を図った「Galaxy Z Fold7」=記事中の写真はすべて筆者提供
前モデルから大幅なスリム化を図った「Galaxy Z Fold7」=記事中の写真はすべて筆者提供

 折りたたみ型スマートフォン(フォルダブルスマホ)の先駆者、サムスン電子が8月1日、最新モデルの「Galaxy Z Fold7(ギャラクシー・ゼット・フォールド・セブン)」を日本で発売する。サムスン電子自身がオープンマーケット版を販売するほか、ドコモ、KDDI、ソフトバンクも取り扱う。

 Galaxy Z Fold7は前モデルと比べても驚きの進化を遂げている。これまでの折りたたみ型から大幅にスリム化しているだけでなく、普通のスマホ並みに軽量化したのが最大の特徴だ。一方、価格はオープンマーケット版でも26万円を超える。その価値はあるのか。発売に先立ち、実機を使ってみた。

驚きの薄さ

 これまで折りたたみ型スマホを店頭などで見たことがある人は、Galaxy Z Fold7の薄さに驚くはずだ。折りたたんだときの厚みは8.9ミリで、普通のスマホとほぼ同じ。iPhone 16 ProやGalaxy S25 Ultraといった各社の上位モデルに近い薄さだ。

 これなら、厚くなってしまうからという理由で折りたたみ型スマホを敬遠していた人にもおすすめできる。重量もGalaxy S25 Ultraより軽くなり、ポケットに入れたときに重みで引っ張られるような感覚は薄まった。

 さらに、折りたたんだときの画面比率も普通のスマホとほぼ同じになった。

 これまでのGalaxy Z Foldシリーズは、折りたたんだときに細長くなってしまっていた。片手で握りやすい半面、画面に表示するキーボードが小さくなってしまい、一部入力で操作性が落ちる課題があった。今回、画面比率が普通のスマホに近づいたことで、この課題が解決された。特にQWERTY配列のキーボードでアルファベットを打つ際の操作性が大きく改善している。

 また、これまでの細すぎる画面比率だと、アプリやウェブサイトのレ…

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ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。