寒い日が続くが、膝と腰が日々痛み、「寒さで古傷が痛む」を実感している。胃の調子も良くないが、これも寒さのせいだろう。可能ならしばらく温泉にでも行ってのんびりしたいところだが、そんな余裕はない。仕方なく膝も腰もおなかもカイロで温めていて、これが意外と効く。温まると間もなく痛みも薄れる。
温めには別の効果もある。気持ちが和らぐことだ。「心が温まる」と言ってもよい。これには理屈がある。寒さを強く感ずる時は交感神経の働きが高まるが、交感神経は緊張や不安・恐怖が高い時にも強く働く。寒い時も怖い時も「鳥肌が立つ」が、どちらもこの神経の働きだ。寒い時には心も寒く、温まれば心も温まるわけだ。
痛みが治まること自体も、気持ちを和らげてくれる。痛みが気持ちを沈ませることは、リウマチなど痛みを伴う慢性疾患やがんなどでよくみられる。他方、うつ病などで気持ちが沈めば、痛みも起こりやすい。うつや不安に関わるセロトニンの低下が、痛みを強めることも知られている。
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連載:心の天気図
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