梅雨が明け、蒸し暑い日には、すぐにのどが渇いてしまいます。熱中症がこわいからと、スポーツ飲料をたくさん飲んでしまう人もいるのでは。でも、ちょっと待ってください。それは正しい対処法と言えるのでしょうか。熱中症を防ぎつつ、体に負担をかけない水分補給の仕方について、高槻赤十字病院の金子至寿佳医師が伝えます。健康リテラシーを高めるきっかけになるかもしれません。
血中の血糖値が急上昇!
夏にテーマパークを訪れた20代のある男性は、「熱中症予防に」と大量のスポーツ飲料やジュースを飲み、アトラクションを見て回りました。ところが、家に帰ると体がだるく、朝になっても目が覚めず、救急車で病院に運ばれました。血糖値(血液中のブドウ糖の濃度。正常値は70~110mg/㎗)は正常値の15倍にもなっていて、即刻入院となりました。昔はこのような状態になると、半分くらいの人が命を落としていました。今でも亡くなる人はいますが、こんな時は点滴を入れて血中の糖分を薄めていきます。
それにしても、なぜこのようなことが起きるのでしょうか。スポーツ飲料やジュース…
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