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刻みつけた戦争と平和 日本の戦前回帰を危惧した孤高の版画家
2026/5/5 09:15 1297文字戦争の悲惨さや平和、命の大切さなどをテーマにした作品で知られ、2023年10月に75歳で亡くなった津市の版画家、久保舎己(すてみ)さんの版画計30点が、三重県立美術館に収蔵された。同館は9月8日~12月27日、収蔵した全点の展示を計画している。 久保さんは生前、名声や金銭的価値には無関心だった一方
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「許せない」 SNSの情報で心揺さぶられたとき、どうすれば?
2026/4/3 16:00 1424文字「人気ゲーム機を無料配布」といった小学生が喜んで飛びつきそうな情報や、いじめの様子を撮影した動画がネット上で出回ったとき、どうすればいいのか――。SNS上で情報があふれる中、オーストラリアでは16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行された。一方、日本では法規制する是非の議論に並行して、情報を見分
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生成AI検索サービスの仕組みは? 警告後も狙われる報道機関の記事
2025/12/1 14:02深掘り図解あり 1237文字生成AI(人工知能)による検索サービスの利用拡大に伴い、メディア側は報道コンテンツへの「ただ乗り」は許さないとの姿勢を強めている。背景には、適正な対価がなければジャーナリズムが衰退し、民主主義を揺るがす事態を招くという危機感がある。 生成AI検索サービスとはどのような仕組みなのだろうか。 生成AI
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生成AI検索サービス、なぜ著作権侵害? 「ただ乗り」防ぐ法整備を
2025/12/1 14:01深掘り 1452文字生成AI(人工知能)による検索サービスの利用拡大に伴い、メディア側は報道コンテンツへの「ただ乗り」は許さないとの姿勢を強めている。背景には、適正な対価がなければジャーナリズムが衰退し、民主主義を揺るがす事態を招くという危機感がある。 ◇回答の表現が同一 毎日新聞、共同通信、産経新聞の3社が抗議文を
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民主主義揺るがすAI検索の記事ただ乗り 誤情報で情報の信用低下
2025/12/1 14:01深掘り 1152文字生成AI(人工知能)による検索サービスの利用拡大に伴い、メディア側は報道コンテンツへの「ただ乗り」は許さないとの姿勢を強めている。背景には、適正な対価がなければジャーナリズムが衰退し、民主主義を揺るがす事態を招くという危機感がある。 報道機関は、国内外の取材網から手間とコストをかけて記事を作成する
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noteの文章、生成AIの学習用データに提供 収益を利用者に還元
2025/7/30 05:30 530文字文章や音声を投稿するプラットフォームを運営する「note」(東京)は8月から、サイトの文章を生成AI(人工知能)の事業者に学習用データとして提供し、その収益をクリエーターに対価として還元する事業を始める。これまで、生成AIを手がける事業者とメディアは著作権を巡って対立し、裁判に発展するケースもあっ
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生成AIとメディアの今後 報道機関は「二つに分化」 識者の見方
2025/7/30 05:30 1597文字文章や音声を投稿するプラットフォームを運営する「note」(東京)は8月から、サイトの文章を生成AI(人工知能)の事業者に学習用データとして提供し、その収益をクリエーターに対価として還元する事業を始める。これまで、生成AIを手がける事業者とメディアは著作権を巡って対立し、裁判に発展するケースもあっ
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noteの文章、生成AIの学習用データに提供 収益を利用者に還元
2025/7/30 05:30 0文字 -
個人情報保護法改正案 利用緩和と漏えい業者へ課徴金「セットで」
2025/7/11 12:00 1029文字5月23日付で個人情報保護委員会(個情委)委員長に就任した手塚悟氏(66)が、毎日新聞のインタビューに応じた。提出を目指している個人情報保護法(個情法)の改正案について、現行法では本人同意を原則としている個人データ利用の規制緩和と、課徴金制度の導入を、セットで盛り込む方針を示した。経済界は同意規制
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再始動した「歌姫」 小田実さんに導かれ「平和の願い」を次世代へ
2025/6/21 18:01 3250文字2002年の春。ベトナム戦争反対を訴えた「フォークゲリラ」が終わってから33年がたっていた。かつて「フォークゲリラの歌姫」と呼ばれ、活動の中心的存在だった大木晴子(せいこ)さん(76)=旧姓・山本=は「ベトナムに平和を!市民連合」(ベ平連)時代の仲間とともに旅をしていた。 <前編> ・プラカードを
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プラカードを手に国会前に立つ 「フォークゲリラの歌姫」は歌わない
2025/6/21 18:00 1939文字抜けるような青空だった。憲法記念日の5月3日。東京・国会議事堂前はさまざまなプラカードで彩られていた。フェルトペンで「9条まもれ!」と手書きされたものや、写真やイラストをあしらったカラフルなものなど多種多様。優に100枚を超えていただろう。 <後編> ・再始動した「歌姫」 小田実さんに導かれ「平和
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ネット選挙のデマ対策、「対立候補」を見る重要性
2025/6/3 05:00 2300文字「選挙ドットコム」は2015年の開設以来、地方を含む国内全ての選挙や立候補者の情報を発信する、国内最大級のインターネット選挙メディアだ。 選挙でネットの影響力が急速に増している状況について、運営会社の代表、高畑卓さん(48)は「選挙では、投票したい候補者だけでなく、対立候補の情報も確認するのが重要
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ネット上の選挙情報、専門家が説く「聞き流す力」とは
2025/6/2 05:00 2344文字交流サイト(SNS)や動画投稿サイトが、選挙でも影響力を強めている。 ネットの情報を投票の参考にする有権者が増える一方、候補者への中傷や、真偽不明の情報が拡散する問題も深刻だ。 有権者は、ネットに流れる大量の情報とどう向き合えばいいのか。 上智大文学部の佐藤卓己教授(64)は「あふれる情報を必要以
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「実態暴いた」「業界変わるきっかけに」 フジ第三者委、専門家の評価
2025/4/1 06:00深掘り 1167文字元タレントの中居正広氏による女性トラブルを巡るフジテレビの問題で、フジの第三者委員会は31日に発表した調査報告書で、中居氏による性暴力を認め、中居氏の側に立ったフジの対応について「2次加害行為」と厳しく批判した。企業統治やメディアに詳しい専門家は一定の評価をしつつも、踏み込み不足や今後の課題を指摘
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「心は売り渡さない」版画での表現は精神の糧 久保舎己さんの生き様
2024/8/24 18:01 3224文字「世界の戦争や貧困に絶えず心を痛め、自分のことのように悲しむ男だった。『個人の自己表現としての版画や』と話しながら、命を削るように自分の思いを版画で表現していた」 2023年10月、75歳で亡くなった版画家の久保舎己(すてみ)さんについて、元高校教諭の金子遊さん(76)=三重県四日市市=はそう振り
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無名作家の版画が論壇誌「世界」の表紙に きっかけは偶然の出会い
2024/8/24 18:00 2257文字輪郭だけ描かれた人間の行列、巨大な飛行機が飛ぶ真下でひもにつるされたカラス、口を糸で縫われて塞がれた人間の顔――。黒と白の2色のみで描かれ、インクのかすれや版木の木目が生々しく刷られた版画が並ぶ。主体性を持たずに盲従する集団、迫り来る戦争と抑圧、言論の自由が許されない社会といったものを連想させた。
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警察のネットメディア家宅捜索 言論の自由揺るがす「アリの一穴」か
2024/8/2 11:45 2249文字鹿児島県警が内部文書漏えい事件の関係先として、福岡市のインターネットメディア「ハンター」を家宅捜索した。この問題に対し、日本ペンクラブが「強制捜査は取材源の秘匿と内部通報者保護制度を脅かす」として非難声明を出すなど、懸念や批判の声が高まっている。この事案が前例になり、憲法で保障された言論の自由を揺
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ネットの偽・誤情報、「謎解き」で見抜け 慶大生ら開発、中高で授業
2024/7/14 09:30 2481文字慶応大の学生らでつくる団体「Classroom Adventure」(クラスルーム・アドベンチャー、CA)が開発した体験型教育プログラム「レイのブログ」を導入する中学や高校が増えている。プログラムは「謎解き」のゲームを通じてインターネット上の偽・誤情報を見抜く能力を身に付けるというもので、メディア
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「特定秘密」海自でずさんな取り扱い 保全措置不十分な艦艇内の実態
2024/7/12 20:28深掘り 1297文字防衛省が幹部や自衛隊員ら218人(延べ220人)の一斉処分に踏み切った。対象事案は特定秘密の不適切な取り扱い、潜水手当の不正受給、部下へのパワーハラスメントなど多岐にわたる。防衛省・自衛隊は組織の立て直しを図るが、失墜した信頼を回復するのは容易ではない。 ◇「見ようと思えば見られる」 今回の防衛省
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「制服組」から「背広組」まで 不祥事の背景にある閉鎖的環境
2024/7/9 21:00深掘り 1114文字1日に発足から70年を迎えたばかりの防衛省・自衛隊で重大な不祥事が相次いで発覚している。金銭感覚の甘さや、ずさんな情報管理などの「組織のゆるみ」に対して、国民から厳しい目が向けられるのは必至だ。防衛費の大幅な引き上げや同盟国・米国、同志国との連携強化を進める岸田文雄政権にとっても足かせとなりそうだ
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