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原爆の火、真珠湾へ 戦争に向き合う子孫が消して誓う「終戦」
2026/5/6 07:30 2349文字85年後の真珠湾へ、消されるための火が日本から運ばれる。 採火するのは、福岡県八女市でともり続けている広島原爆の「残り火」だ。 米戦没将兵追悼記念日に合わせて24日、米ハワイ州ホノルルの真珠湾の国立施設ビジターセンターで、平和の式典「SADAKO PEACE CEREMONY」が開かれる。 主催す
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「次世代へ、いい本と教育を」 ミャンマー出版関係者らが願い
2026/4/12 07:00 2009文字2021年2月の国軍によるクーデター以来、初めての総選挙が実施されたミャンマー。 昨年末から1月にかけて国軍主導で行われた選挙では、親軍派の議員の議席が上下両院で8割以上を占め、ミャンマー連邦議会は4月3日、新大統領にミンアウンフライン前国軍最高司令官を選出した。 内戦以降、国軍は市民への弾圧を強
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「小説は帰れる場所」 光ったノスタルジーの作品群 大澤・都甲対談
2025/12/17 06:01 3715文字◇毎日・朝日「文芸時評対決」後編 毎日新聞の文芸時評を担当する批評家の大澤聡さんと、朝日新聞の文芸時評を担当する翻訳家(米文学)の都甲幸治さんが、2025年の文芸の成果について語り合う両紙のコラボレーション企画。 昨年12月から今年11月までに刊行された小説が対象。後編は小川洋子さん、古川真人さん
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大澤聡さんと都甲幸治さんが語り尽くす 2025年の文芸回顧
2025/12/17 06:00 4021文字◇毎日・朝日「文芸時評対決」前編 毎日新聞の文芸時評を担当する批評家の大澤聡さんと、朝日新聞の文芸時評を担当する翻訳家(米文学)の都甲幸治さんが2025年の文芸の成果について語り合った。昨年に続き、両紙に同じ対談の模様を紹介するコラボレーション企画。 昨年12月から今年11月までに刊行された小説を
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家族のため守った「沈黙」 それでも書いた父は「台湾人で、日本人」
2025/11/2 05:01 3120文字台北から北へ電車で40分ほど。記者(棚部)が終点の駅から出ると、目の前に巨大なクルーズ船が停泊していた。快晴の空と青い海に白い船体が映える。ここは港湾都市・基隆。戦後、国民党政権下で「忘れられた作家」となった周金波の故郷だ。台湾の北の玄関口であり、戦後の引き揚げ港として日本人の記憶にも残る。 港を
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忘れられた台湾人作家 未完の「日本語小説」ひもとく家族史
2025/11/2 05:00 1914文字その白い表紙のノートには、青色のインクで日本語の文字がびっしりと書かれていた。本来は横書き用を縦書きで使用。冒頭にはこうあった。 <夕餉(ゆうげ)にはまだ早い時間と思った。空は明るく、熱い陽(ひ)ざしはおとろえていない。亜樹は老師(せんせい)にどなりかえされるのを目の前にして一瞬ためらった> 「こ
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魂が先にくる「ハン・ガン文学」 いとうせいこうさん×金承福さん
2025/10/19 07:00 2971文字韓国の作家、ハン・ガン(韓江)さんにアジア人の女性作家として初めてのノーベル文学賞授与が決まって1年。ハンさんの文学の魅力を語り合う毎日新聞のオンラインイベントが開かれ、作家のいとうせいこうさんと、韓国書籍専門出版社クオン代表の金承福(キム・スンボク)さんが参加した。 話題はハンさんの受賞が日本や
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台湾人形劇「ポテヒ」、大阪で公演 庶民文化を進化させる兄弟の挑戦
2025/9/13 15:33 0文字 -
台湾人形劇「ポテヒ」、大阪で公演 庶民文化を進化させる兄弟の挑戦
2025/9/13 15:31 2689文字台湾の伝統的人形劇・布袋戯(ポテヒ)が8月の3日間、大阪市中央公会堂東広場(大阪市北区)で上演された。 プロジェクションマッピングなどの最新の演出技術を駆使した「新しい布袋戯」。上演したのは「新勝景掌中劇団」(Shinergy Puppet Show)。野外劇は雨に降られた日もあったが、観客の反応
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「文学は何の役に立つのか?」 混迷の時代に平野啓一郎さんの答えは
2025/8/16 07:00 2057文字文学は役に立つのか――。 繰り返し問われてきた問いに、作家の平野啓一郎さんが答えている。 新刊エッセー集「文学は何の役に立つのか?」(岩波書店)は、その言葉そのものを冠した刺激的なタイトル。「よく聞かれることなので、受けて立つという感じです」。そこには平野さんの実体験が大きく反映されている。 過去
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
動画で見る戦後80年座談会 第4回テーマ「覇権国不在と日本」
2025/7/17 14:00動画あり 611文字委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会4回目(最終回)のテーマは「覇権国不在と日本」。座談会の動画です。記事はこちらから定例メンバー5人のショート動画定例メンバー 井上寿一氏=学習院大教授▽岩間陽子氏=政策研究大学院大教授▽増田寛也氏=野村総
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
「権威主義」に魅力を感じる層 なぜ西側諸国にも増えるのか
2025/7/17 14:00 2504文字委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会4回目(最終回)のテーマは「覇権国不在と日本」。まずは、副座長の岩間陽子・政策研究大学院大教授の基調報告「ポスト覇権時代の日本の羅針盤」を紹介します。(全4回の1回です)第1回・「権威主義」に魅力 西側で
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BTSに憧れアイドルへ K-POPから描かれる令和のアジア小説
2025/6/21 10:00 2026文字K―POPアイドルを目指し、渡韓する15歳の少女の物語。 人気音楽グループBTSのメンバーが兵役を終えて除隊し、グループの活動再開に向けて期待が高まるなか、K―POPを媒介にして日本と韓国の過去と未来を結ぶ小説が刊行された。 櫻木みわさん(47)の長編『アカシアの朝』(小学館)は、希望に胸をふくら
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
アメリカを再び引き入れよ 国際秩序の再構築へ現代日本の責任
2025/5/1 13:03 3613文字あの戦争を、どこでとめることができたのか。委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会3回目のテーマは「経済と政策決定」。慶応大の牧野邦昭教授の基調報告を基に、日中・日英米の戦争を決断した政策決定がどのように進んだのかを議論し、当時と現代の国際社会
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
「つまらないが、事実」の話を流通させる 小泉悠氏の情報戦略
2025/5/1 13:02 2016文字あの戦争を、どこでとめることができたのか。委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会3回目のテーマは「経済と政策決定」。慶応大の牧野邦昭教授の基調報告を基に、日中・日英米の戦争を決断した政策決定がどのように進んだのかを議論し、当時と現代の国際社会
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
父親は総力戦研究所のメンバーでした…増田寛也氏の告白と後悔
2025/5/1 13:01 3668文字あの戦争を、どこでとめることができたのか。委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会3回目のテーマは「経済と政策決定」。慶応大の牧野邦昭教授の基調報告を基に、日中・日英米の戦争を決断した政策決定がどのように進んだのかを議論し、当時と現代の国際社会
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
「必敗」無視して開戦 希望的観測の末路 座談会第3回・経済と政策決定
2025/5/1 13:00 2244文字あの戦争を、どこでとめることができたのか。委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会3回目のテーマは「経済と政策決定」。慶応大の牧野邦昭教授の基調報告を基に、日中・日英米の戦争を決断した政策決定がどのように進んだのかを議論し、当時と現代の国際社会
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戦後80年「戦争をしない」を続けるために
防大教授が問う「民主的な軍隊」 座談会第2回・民主主義と軍隊
2025/3/4 13:00 2305文字戦後続けてきた平和を、私たちはどのように維持できるのか。昨年スタートした委員会「戦後80年――『戦争をしない』を続けるために」(座長=井上寿一・学習院大教授)の座談会2回目のテーマは「民主主義と軍隊」。防衛大学校の等松春夫教授の基調報告を基に、自衛隊と現代社会とのあり方、安全保障や憲法観の変化、日
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自分が加害者になる可能性 想像力を喚起する作品群 大澤・古川対談
2024/12/19 12:00 3584文字◇毎日・朝日「文芸時評対決」中編 毎日新聞の文芸時評を担当する批評家の大澤聡さんと、朝日新聞の文芸時評を担当する作家の古川日出男さんが、2024年の文芸の成果について語り合うコラボレーション企画。昨年12月から今年11月までに刊行された小説、文芸誌の掲載作、海外文学を対象に、2人がそれぞれ5作をリ
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大澤聡さんと古川日出男さんが語り尽くす 2024年の文芸回顧
2024/12/18 12:00 3587文字◇毎日・朝日「文芸時評対決」前編 毎日新聞の文芸時評を担当する批評家の大澤聡さんと、朝日新聞の文芸時評を担当する作家の古川日出男さんが、2024年の文芸の成果について語り合った。両紙に同じ対談の模様が紹介されるコラボレーション企画。昨年12月から今年11月までに刊行された小説、文芸誌の掲載作、海外
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