富山県美術館(富山市木場町)で開催中の「三沢厚彦展」にちなみ、三沢さんと友人で彫刻家、舟越桂さんとのスペシャル対談が12月2日、同館で開かれ、約120人が聴講した。舟越さんは静謐(せいひつ)な人物彫刻で知られ、現在は東京造形大客員教授を務める。東京芸大ラグビー部で三沢さんの先輩にあたり、同展で展示中の「アニマルハウス」の共同制作者。
対談では同作などの制作秘話を紹介。東京にある自宅の近所に明治大のグラウンドがあるという舟越さんは、「負傷した選手が仲間に支えられながら帰っていく様子が目に焼き付き、制作のヒントになった。人間は誰かに支えられて生きている、という自分の考えと作品の形がつながった」と元ラガーマンらしいエピソードを紹介した。
同展は25日まで。観覧料は一般1300円、大学生700円。水曜休館。【青山郁子】