神戸大学は4月から、「価値」をキーワードに、分野横断的な研究、教育、社会貢献のプラットフォームとして組織「神戸大学バリュースクール」(通称V.School)を設置した。
同大学六甲台第2キャンパス(神戸市灘区)の眺望館に開設。眺望館1階のV.School専用教室は同大学大学院工学研究科建築学専攻の学生11人がデザインした。隣の人が透けて見えるように色とりどりのすだれで空間を区切ることで、人と人との関わり合いが自然と生まれるように工夫されている。
カリキュラムは、誰でも参加できる議論を行う「価値創造サロン」をはじめ、「価値創発」と「価値設計」に関する講義科目および課題解決型授業を提供する。同大の学生は誰でも入校申請でき、習得・達成度合いに応じて2段階の修了認定をする。
「思索と創造のワンダーランド」 をコンセプトとして、「考え抜く場」「気づきを得る場」「プロトタイプの場」の三つの「場」を提供し、体系化した教育プログラムを学部・研究科とともに設計・提供し、価値を実現できる人材を育てる。
考え抜く場では、おのおのの「価値」を見つけるために、教員が学生へ向けて講義をするのではなく、V.Schoolに集う人たちが共に問いを立てて考え抜くことを実践する。
気づきを得る場では、情報を提供するのではなく、物事を捉える視点を提案し、価値創造につながる気づきの創造を目指す。プロトタイプの場では、立案にとどまらず、実際にモノ・コトを創って、価値を実現しようとする人たちと協働して価値を社会へ実装することを目指す。
詳細はV.Schoolのホームページで。