東京農業大学は世田谷キャンパスで3月10日、大学からトンガへの寄付金の贈呈と、トンガ王国の経済復興に向けた東京農業大学の農業復興支援の紹介を行った。
トンガ王国では、1月15日に発生したフンガ・トンガ・フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火により被害総額はGDPの18.5%に相当する104億円と試算されている(世界銀行)。
東京農業大学では、国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として、2017年からトンガ王国にて「ブレッドフルーツ(BF)の有効利用と新規加工品開発による住民の生計向上と健康改善(東京農業大学)」事業を実施してきた。この事業は、トンガ王国の伝統的食料資源であるBFに着目し、BFを効率的に栽培、保存可能な製品(BF粉)にするまでの技術移転と普及、国内外への販路を開拓し住民の生計向上を図ること、BFを中心とする健康的な食材普及による成人病のまん延防止を目的としている。
170の島々で構成される現地は、津波により主要港が被害を受け、支援物資を十分に輸送できない地域もある。とくに、主産業である農業が甚大な被害を受けており、今後の復興支援が必要不可欠となっている。
こうした状況下で、東京農業大学はトンガ王国の復興段階に応じて随時助力することで、トンガ王国の農業生産の再生、経済活動の活性化、現地住民の健康改善に向けた支援を継続していく。