相続や終活などの相談を無料で受け付ける毎日新聞社「生活の窓口」と、シニア向けの情報を発信するウェブサイト「たのシニア」が主催する「たのシニアフェス 一日シニア大学」が実践女子大学の渋谷キャンパスで3月25日に開校した。コラムニスト、トコさんの基調講演「わたしなりの生き方」や住宅メーカーによるバリアフリーリフォーム、空き家対策など、シニアに関心が高い健康やお金について専門家が分かりやすく講義を行った。
趣味の講義では、同大生活科学部現代生活学科の須賀由紀子教授が指導する在学生の輿石茜(こしいし・あかね)さん(4年)、飯嶋咲良(いいじま・さくら)さん(3年)、鹿内珠衣(しかない・たまえ)さん(3年)、須賀彩乃(すが・あやの)さん(3年)、藤野このか(ふじの・このか)さん(3年)の5人が「相詠みかるた」の遊び方や楽しみ方を解説した。来場者とオンライン参加者へハイブリッドで、シニアと女子大学生、子どもまで交流しながら楽しめる多世代交流かるたの面白さを伝えた。指導した須賀教授は「『相詠みかるた』はシニア向けに開発したものではない。地域で世代の垣根を取り去り、コミュニティーを広げようとした中で、だれもが遊んだことのある『かるた』は、子どもからシニアまで年齢にかかわらず、ともに遊べるコミュニケーションツールとして自然に生まれた」と説く。
須賀教授は、地域・生活文化を研究している。「生活文化の創造」の視点で、人生の楽しみとして文化・スポーツなどレジャー活動を深めていくことの価値や、自然をフィールドとする活動の動機づけに焦点を当てる。地域コミュニティーの特色を言葉にして、コミュニケーションや心の豊かさとするため、今後「ただ、かるたで遊ぶだけでなく、参加者自らが地域の魅力をテーマにした『かるた作り』ができる教室などへ取り組みを広げたい」と抱負を語っている。