帝京大学出版会は12月11日、創設後初の書籍5冊を刊行した。刊行されたのは、一般教養書のシリーズ「帝京新書」から「『平和宣言』を英語で読む―ヒロシマの心―」(帝京大学出版会編)▽「論の経営学、倫の経営学―企業の『健康寿命』を延ばす―」(吉田健司著)▽「『頑張る』『頑張れ』はどこへいく―努力主義の明暗―」(大川清丈著)▽「シン・経済学―貧困、格差および孤立の一般理論―」(小島寛之著)――と、一般教養書と専門書の橋渡し役のシリーズ「帝京選書」から「未来を拓く『自分流』研究―がんの制圧から人工知能まで―」(帝京大学先端総合研究機構 浅島誠・岡ノ谷一夫ほか17人編)。
同出版会は、創立60周年(2026年6月29日)記念事業の一環として、10月1日付で創設された。「知の発見・探究・創造・発信・共有」に貢献し、帝京大学の教員による研究成果を広く社会に還元することを目的に掲げている。
「帝京新書」「帝京選書」のほか、学術書のシリーズ「帝京学術叢書(そうしょ)」、教材の四つのレーベルがあり、「帝京学術叢書」は2026年度から、教材は25年度から刊行される予定。「帝京新書」は今後2カ月に1度の刊行を目指しており、難読語にルビを振ったり、価格を1,000円以内に抑えたりすることで、学生や中高生も手に取りやすいようにしている。
刊行を記念し、12月22日に記者発表会が開催され、冲永佳史理事長・学長は「帝京大学の多様な成果を、出版事業を通じて分かりやすく社会に発信し、学術の発展に寄与していきたい」と話した。