糖尿病による足の傷治療に朗報? 日本初のヒト羊膜製品の実力
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糖尿病で高血糖状態が続くと、全身の細い血管が傷つき3大合併症と呼ばれる症状が起こる。神経に栄養を供給する血管が傷ついて起こる神経障害、網膜の毛細血管が傷ついて起こる網膜症(目)、腎臓の細い血管が傷つく腎障害だ。注意を呼びかけるための「し・め・じ」という語呂合わせもある。
神経障害のうち末梢(まっしょう)神経が障害されると、足の感覚が鈍くなって、しびれや血行障害が起こり、痛みなどの異常に気づきにくくなる。また糖尿病による代謝障害によって免疫機能が低下しているため、細菌感染を起こしやすい。これらが複合して発症するのが、糖尿病性足潰瘍と呼ばれる合併症だ。靴ずれや皮膚のひび割れ、爪切りでの切り傷など小さな傷から感染が急速に拡大し、治りにくい傷(潰瘍)になりやすい。重症の場合には細胞が壊死(えし)し壊疽(えそ)につながる。その結果、足の切断(下肢切断)にまで至る例も少なくない。近年、潰瘍の治癒を促進し、足の切断回避につながる医療製品が登場している。どのような製品なのか。
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