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婚約破棄ですか。では、帝国を滅ぼします 〜その王冠、我が家の沈黙の上に置かれていたものですが〜

作者:乃登イエト
最終エピソード掲載日:2026/05/06
王城の夜会で、公爵令嬢レティシア・エルディアは、王太子ユリウスから婚約破棄を告げられる。

新たな妃候補は、帝国の血を引く宰相令嬢エレノア。
帝国との融和こそが、小国アルヴェントを守る道だと、殿下は言った。

恋ではなかった。
それでもレティシアは、王太子妃となるために、そして王家との古い盟約を守るために、自分の人生を差し出してきた。

だが、その沈黙を「古い結びつき」として切り捨てられた瞬間、すべては終わる。

王太子の決断は、ただの婚約破棄ではない。
それは、帝国がアルヴェントを傘の下へ組み込むための、最後の一手だった。

「では、我が家も黙っている理由を失いましたわね」

王太子は知らない。
王家は、忘れたふりをしている。

エルディア家が黙っていたからこそ、王冠は王冠でいられたことを。

レティシアは幼なじみの従者レオンを連れ、盟約の代金を取り立てに向かう。

国は焼かない。
滅ぼすのは、帝国の傘と、その下に積み上げられた嘘だけ。

関税、商会、港湾利権。
建国以来、伏せられてきた古い名。

ひとつ暴くたび、帝国の貴族たちは理解していく。
自分たちが何の上に立っていたのかを。

破棄されたのは、婚約だけではない。
王冠を支えていた最後の鎖を、王家と帝国が自ら断ち切ったのだ。

これは、捨てられた令嬢が泣き寝入りする話ではない。
王冠の下に隠されたすべてを、取り立てる話である。

全6話完結。完結まで予約投稿済みです。
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