社会課題解決の担い手が「ニッチ」から「マス」になる世界をつくりたい
最近、.Gabは本当に忙しい。
既存事業の「エシカルな暮らし」や「清走中」に加えて、新規事業の「.Garbon」の立ち上げも同時進行しています。
なぜ、そんなにも動いているのか。
それは、既存の事業だけではまだ自分の中で解消できていない“違和感”があるからです。
そして、その違和感に真剣に向き合う中で生まれたのが、.Garbonでした。
.Garbonもこれから変化していくと思いますし、また新しい事業も生まれるかもしれません。
その根っこにあるのは、僕がずっと見つめ続けている1つの「テーマ」です。
テーマ「ニッチ to マス」
僕が事業をつくる時、最初に思い浮かべるのは「地元の友達」です。
スタートアップ界隈や社会起業家コミュニティで活動していると、どうしても思考が偏りがちになります。
でも、社会の大部分を構成しているのは、地元で暮らしている友達のような人たち。
だから僕にとって、彼らは最もリアルな“社会のペルソナ”なんです。
地元に帰ると、いつも変わらない景色とコミュニティ、会話があります。
僕が事業の話をすると、「頑張ってるねえ」「真面目だねえ」「相変わらず意識高いねえ」と、よくいじられます。
その感じが嫌いじゃない一方で、地方出張などで現地の人と話すと、同じような反応をされることに気づきました。
つまり——僕の価値観や活動は、社会全体では“マイノリティ”だということ。
だからこそ、伝え方・形のつくり方を徹底的に工夫しなければならないと感じています。

翻訳する力が、社会を動かす
先日talikiさんが主催する「BEYOND」で登壇した際、GOのありペーさんが話していた言葉が印象的でした。
「“性”の話だと真面目っぽくなってしまうけど、“恋愛”の話まで広げると伝わりやすくなる」
伝えたいことを、相手が反応する形に“翻訳する”。これはコミュニケーションだけでなく、サービスを設計する上でも大切な視点だと感じました。
以前「エシカルな暮らし」のnoteで、「人の幸せのために自分のお金は使わない」という話を書きました。
社会課題のために頑張ろう、というと構えてしまうけれど、「自分の好きなこと」「自分が幸せになれること」として伝えると、「面白そう」「やってみたい」「欲しい」に変わる。
この設計が命だと思います。
清走中は、その成功事例
1回のイベントに小学生が数百人集まる「清走中」ですが、誰もゴミ拾いイベントだと思っていません。
彼らにとっては、逃走中・鬼ごっこ・宝探し。
「楽しそう」「勝ちたい」という純粋な感情が行動を生み、結果的に社会課題解決につながっているんです。
.Garbonも同じ発想で立ち上げた
「エシカルブランドを買いませんか?」ではなく、
「あなたの好きなブランドの、この商品を買いませんか?」という世界を目指しています。
たとえば、ノースフェイスが.Garbonの素材を採択してくれたとして。
地元の友達にその商品をプレゼントしたら、きっと純粋に喜んでくれると思うんです。
「環境に良い」というより「かっこいい」「限定」「特別」。
そんな感情で選ばれる未来をつくりたい。
「社会起業家」だけじゃない、解決の担い手を増やす
もしそういう世界を実現できたら、社会課題を解くのは一部の社会起業家だけではなく、“地元の友達”のような人たちにまで広がる。
それが、僕たちのテーマ——「ニッチ to マス」です。
その世界を実現するために、僕らは今日も試行錯誤を重ねています。
たくさん検証して、データを積み重ね、成功確率を高めていく。
.Gabの強みは、机上ではなく“実学”で得たリアルなインサイトにあります。
全ては、人類から「ありがとう」と言われる存在になるために
僕たちは、社会課題解決の担い手が「ニッチ」から「マス」になる方程式をつくりたい。
そのためには、これまでのアプローチに一石を投じ、「。ユニークに解く」必要があると考えています。
その先に何があるのか。
僕は「人類からありがとうと言われる存在になること」が夢です。
綺麗事というよりアドラー心理学の「人間の幸せの本質は他者への貢献感である」という考え方を信じているからです。
このテーマをやり切ることができれば、その日も必ず現実になると信じています。
今は、難解な連立方程式に悶々と挑むような日々ですが、このプロセスも愛しながら、ひたすらにやり続けようと思います!

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