イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

全ぐろが泣いた。

  • 投稿者: ぐろ   [2026年 05月 06日 12時 02分]
主人公セシリアは、「今世では誰も愛さない」と決めている。
それは前世の記憶があるからだ。
前世で経験した辛い過去。そして、心から愛した夫の存在。

タイトル通り、この物語は“前世の夫から執着される話”でもある。
だが、その執着は歪みではない。純愛だ。

彼もまた、セシリア以外を愛せなかった。
辛い過去を越え、時を越え、それでもたった一人を想い続けている。

だからこそ、この作品の執着は苦しい。
重いのに、嫌じゃない。むしろ、その想いの強さに胸を締めつけられる。

さらに刺さるのが、各キャラクター視点の物語。
一人ひとりに感情と過去があり、ただの恋愛作品では終わらない深みがある。

“愛が重い”では片付けられない。
これは、時間すら越えて残り続けた純愛の物語だ
↑ページトップへ