地球を舞台に仕事をしよう
提供:INPEX
「地球の力で未来へ挑む」というブランドメッセージを掲げ、日本最大規模のエネルギーの開発・生産とその安定供給に努めるINPEX。石油・天然ガス・低炭素エネルギーの安定的な供給と、次世代のエネルギーへの移行に向けた「責任あるエネルギー・トランジション」の実現に向けた取り組みを推進する。地球を舞台にグローバルに展開する使命感のある仕事の大変さと面白さについて、上田隆之社長が多様な部門で働く若手社員たちと語り合った。
上田 INPEXはエネルギーを開発・生産している企業で、その安定供給を通じ、人々の暮らしを豊かにしていくことを理念としています。そのために必要な経営戦略については、私は「二刀流」と呼んでいます。私たちの生活を支えるためには、石油や天然ガスといった安定したエネルギーが必要であり、その開発・生産をしっかり進めなければならない一方で、将来の低炭素社会に備え、再生可能エネルギーや水素・アンモニアなどのクリーンエネルギーも開発して供給する。この2つを経営の柱としています。
「苦しさの後に達成感が味わえる会社だと思います」(上田社長)
まずは、INPEXが手掛ける最大のオペレータープロジェクトが、オーストラリアで年間930万トンの液化天然ガス(LNG)の生産能力を誇るイクシスLNGプロジェクトです。生産したLNGを新潟県上越市の直江津LNG基地で港に揚げ、それを総延長約1,500キロメートルのパイプラインを通じて一都八県のお客様にお届けしています。またイクシスと同程度の生産量を見込むインドネシアのアバディLNGプロジェクトも開発を進めています。この2つのプロジェクトの生産量を合計すると日本の年間消費量の2割くらいになる、とても巨大なLNGプロジェクトです。
低炭素化に向けた取り組みも重要です。2025年11月に稼働を始めた新潟県柏崎市の柏崎水素パークでは、利用時にCO₂を発生しないクリーンなエネルギーである水素・アンモニアを、その製造から利用まで一貫して実施する実証試験を行っています。また、CO₂の回収・貯留(CCS)も力を入れており、首都圏CCSプロジェクトでは京葉工業地帯の工場からCO₂を集め、パイプラインで運び、千葉県外房沖の海域に貯留します。
坪田 INPEXの魅力はエネルギー開発企業ならではの事業のダイナミクスや、数百億円規模の事業や投資の大きさにあります。また、学生時代から社会に何か貢献したいと思っていたのですが、INPEXのエネルギーの安定供給という理念がそれにマッチしたこともINPEXを志望した理由のひとつです。2025年までの5年間はインドネシアで地熱発電所の操業会社への出向や、現地事務所の運営、管理業務を担当していました。
「事業の規模や投資の大きさに魅力があります」(坪田さん)
室田 私も環境問題やエネルギー問題に興味があり、社長のおっしゃるような二刀流をなし遂げられる会社としてINPEXを志望しました。学生時代にはアンモニアの合成方法などクリーンエネルギー関連の研究をしており、現在もイノベーション本部で研究職に就いています。今はCCSに関連した技術ということで、アミンという化合物を使って工場の排ガスや空気中のCO₂を回収する吸収剤の開発に取り組んでいます。
ジョン 韓国出身の私は大学から日本に来ていますが、1次エネルギーの分野で日本でも一番プレゼンスの高いINPEXなら国籍が違っても多様性をもって働けると思い、志望しました。実際に入社した今もグローバルな企業だと感じています。今は財務・経理本部に所属し、アブダビで石油生産を行っている子会社の税務申告や会計処理、決算業務を担当しています。事業部の皆さんが働いて出した成果を数字として正確に示すことが私の役割だと感じ、やりがいを持って取り組んでいます。
上田 「舞台が地球」であり、「相手はグローバル」、そしてエネルギーを扱う「使命感」がある。これこそがINPEXの仕事だと考えています。坪田さんの話していた地熱発電もそうですし、石油・天然ガス開発もそうですが、地下数千メートルのことがわからないと安定的に操業できない。舞台である地球の持つ資源をどう活用させてもらうのか、それ自体がまず面白いところです。またINPEXの仕事は90%が海外で、相手にするのも国際エネルギー大手などの外資系企業です。英語でコミュニケーションを取りながらグローバルな現場で戦っていくしかありません。そして忘れてはいけないのが、エネルギーは私たちの生活に不可欠な材料である点です。エネルギーの安定供給は社会的に重大な役割ですし、そういう気持ちを抱いている人はINPEXに向いていると思いますよ。
ジョン INPEXのとてもいいところに海外研修制度があり、その制度を使って2023年度にイクシスの現場があるオーストラリアのダーウィンで研修を受けました。職場の環境や文化も、業務に対する向き合い方も違うところで、スモールトークを重ねながら少しずつ距離を縮めていくのは簡単ではありませんでしたが、そうした文化の違いを乗り越えるのは面白かったですね。印象に残っているのはダーウィンに台風が来て1週間ほど船の入出港ができなかったときのことです。基地で勤務する現場の方々と連携しながらスケジュール管理に追われたのですが、現場感のある中で物事を解決し、前に進むのはとてもやりがいのある仕事でした。
「現場で物事を解決し前に進むのはやりがいがあります」(ジョンさん)
坪田 事業規模の大きな会社だけに複数のステークホルダーがいて、それぞれ立場が違うためお互いの目線合わせや調整、交渉はタフなものがあります。特にインドネシアで仕事をしていた時は、英語が通じない方を相手にすることもありました。大学でインドネシア語を専攻していたとはいえ、なかなかチャレンジングでしたね。また地熱発電の仕事では掘削オペレーションを経験したのですが、数十億円かけて数十日も井戸を掘る作業だけに、コストやスケジュール、そして作業の安全などを祈りながら毎日届く掘削作業の日報を待っていたのを思い出します。
室田 私が所属している研究プロジェクトは先行研究が少なく、実験や分析手法を自分たちで考える必要があります。実用化できれば低コストでCO₂を回収できると期待していますが、実験がうまくいかないことも度々あり、トライアンドエラーの繰り返しです。共同研究先の海外企業が持つ装置を使うために出張した際、メインで使う試薬を扱った経験があるのが現地で私だけでした。装置の使い方を教わりながら、私からは試薬の取り扱いを説明して現地のエンジニアと協働しながら実験を進められました。こういうチャンスが若手でももらえることもINPEXの良さだと思います。
上田 皆さんのおっしゃる通り、仕事って楽しいんだけど大変なんですよね。でも苦しさの後に達成感があったり、ものすごく大きなことをなし遂げたりできる、その面白さを味わえる会社だと思います。
私はINPEXを、世界の中で未来のエネルギーを切り開く会社にしたいと思っています。使われるエネルギーは時代と共に変わっていくでしょうが、それぞれの時代においてエネルギーの分野における最も楽しい仕事を主役級としてできる、そんな会社が目標です。地球を舞台に、グローバルな現場で仕事をし、そしてエネルギーというものが好きな人であれば、ぜひINPEXに来ていただきたいです。
室田 大学で研究している人の中には大企業かベンチャーかで迷っている人も多いと思いますが、若いうちからいろいろなチャンスをもらえる点でINPEXは大企業にいながらベンチャー気質を味わえると思います。将来は視野を広く持ち、世界規模の環境・エネルギー問題解決に少しでも貢献できる研究をしていきたいですね。
「大企業にいながらベンチャー気質を味わえます」(室田さん)
ジョン 私は実務がわかる会計のプロになりたいと思っています。事業や研究に取り組んでいる皆さんが積み上げてきた成果を、数字として正確に記録し、会社の意思決定を支える会計処理に携わりたいですね。INPEXは多様性に富んだ職場で、さまざまな国や地域で挑戦できる機会がある点も、大きな魅力だと感じています。
坪田 就活生の皆さんには、積極的にアンテナを張って精いっぱい取り組み、悔いのない活動をしてもらいたいと思っています。私自身はこれまで主にアジアを舞台に石油・天然ガスや地熱発電にかかわってきましたが、今後はアジアに限らず世界の様々な案件に触れ、将来は会社に利益をもたらすような案件を獲得できる人材になりたいですね。
座談会出席者 プロフィル(左から)
坪田宗士(つぼた・しゅうじ)さん
アジア事業本部 アジア事業ユニット 事業推進グループ
エネルギー開発事業の事業規模の大きさに魅力を感じ、社会に貢献したいという思いがありINPEXへ入社。インドネシアに約5年駐在し地熱発電事業に携わった。現在はアジア事業本部 事業推進グループで石油・天然ガス事業の案件管理の業務を行っている。
スマトラ島の地熱発電所 掘削基地での写真
室田来実(むろた・くるみ)さん
イノベーション本部 I-RHEXユニット EX開発グループ
学生時代から興味のあった環境やエネルギー問題の解決に携われると感じ、INPEXに入社。学生時代は常温常圧でのアンモニア合成法について研究していた。現在は技術研究所で CO₂吸収剤の開発に取り組んでいる。
研究所で溶解度測定を行っている様子
ジョン・ドフン(JUNG DOHUN)さん
財務・経理本部 プロジェクト経理ユニット 欧州・中東・アブダビ事業経理グル-プ
石油・天然ガス事業を通じて、日本の社会や人々の生活を支える役割を担える点に魅力を感じ、INPEXへ入社。現在は財務・経理本部プロジェクト経理ユニットで、子会社の決算業務および税務申告業務に取り組んでいる。
ダーウィンでの最終日に、一緒に働いていた同僚と