エンタープライズの
マーケティング戦略
国内月間アクティブユーザーが4200万を超え*、若年層からミドル・シニア層まで幅広い年齢層にリーチ、行動変容を促すプラットフォームとして企業の活用が進むTikTok。ファッション・コスメや個人向けサービスは元より、金融・保険、通信、飲食料品、観光など様々な業種のビジネスでその影響力が拡大している。
ここでは日本のトップ企業がどのような戦略のもとに生活者コミュニケーションを行い、どのようにTikTokを活用しているのかを業種別に紹介、マーケティングの最適解とTikTokの有効性を検証する。
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「やってみなはれ」精神で第1回サントリー ホールディングス
共創型コミュニケーションを実現国内飲料メーカーのなかで2015年度から年間売上高トップクラスの座を維持するサントリーホールディングス(以下、サントリー)。24年12月期の決算では、売上収益3兆4179億円(酒税込み)、営業利益3289億円とそれぞれ過去最高を更新した。好調を支える要因の1つが、多様化が進むユーザーに向けた柔軟なマーケティング戦略だ。マス向けのコミュニケーションに注力する一方、縦型動画プラットフォームなどデジタルマーケティングにも積極的に取り組んでいる。
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動画の力で理解深化を実現第2回NTTドコモ
認知と獲得をつなぐアプローチにも期待1999年にNTTドコモが「iモード」を開始して以降、データ通信を軸として、通信とエンタメ、金融サービスなどとの連携が始まった。それから四半世紀、端末は単なる通信手段ではなくなり、スマートフォンは「生活のプラットフォーム」となっている。一方、事業者間の競争激化を背景に、各社とも通信外収入を模索、新たなビジネスモデルの構築を急いでいる。そうしたなか、念願の銀行業への進出、メディア連携、グループのシナジー強化など活発な動きで次の時代を見据えるのがNTTドコモ。企業ブランドとしての「信頼感」「安心感」を打ち出しながら、新しい魅力を発信して、強みであるミドル層に加え、若年層へのリーチ拡大を目指している。
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生活者の悩みに寄り添う情報を発信第3回東京海上日動あんしん生命
“理解の解像度”を高め、CV数を向上ネット専業を含めて、40社以上がひしめく生命保険業界。保険商品は差別化が難しく、加入前に価値を実感しづらいという特有の構造があるため、各社は“目に見えない商品”の特徴をどのように伝えるかという共通の課題を抱えている。また少子化、人口減少などによる市場環境の変化に対応し、競争力を強化するDX(デジタル・トランスフォーメーション)も急務だ。そうしたなか、東京海上日動あんしん生命は、「わかりやすさ」「納得感」「透明性」をキーワードに、生活者の“理解負荷”軽減を目指し、動画を活用したマーケティングに取り組んでいる。
TikTok売れの現場
調査レポート
4.2万人の雇用を支え、国内名目GDPに4,855億円の貢献
「TikTok Socio-Economic Impact Report〜日本における経済的・社会的影響〜」(2025年6月発行)
- *TikTok調べ。ユーザー数はTikTokとTikTok Liteの合計(重複を除く)





