教養・歴史 小川仁志の哲学でスッキリ問題解決

中東情勢がまた悪化。世界が一つになる哲学が必要ではないでしょうか/276

梅原猛(1925〜2019年)。日本の哲学者。西洋哲学研究をベースに独創的な日本文化研究を展開し、梅原日本学を確立。著書に『隠された十字架』などがある。(イラスト:いご昭二)
梅原猛(1925〜2019年)。日本の哲学者。西洋哲学研究をベースに独創的な日本文化研究を展開し、梅原日本学を確立。著書に『隠された十字架』などがある。(イラスト:いご昭二)

Q 中東情勢がまた悪化。世界が一つになる哲学が必要ではないでしょうか 中東情勢がまた悪化しています。一難去ってまた一難。どうしてこうも人類は愚かなのか。一向に改善しない地球環境の状況も見るにつけ、世界が一つになるための哲学が必要に思えてなりません。(経営者・60代女性)

A 梅原猛が提起した人類哲学の根幹である共生の精神を呼び覚まそう

 まさにその通りですね。ガザの戦争が和平合意に至ったかと思ったら、また新しい戦争の勃発です。環境問題もそうですが、今こそ人類が一つになれる、いや自然も含めたこの地球が一つになれる哲学が求められているのでしょう。

 そこで今回は、その名も「人類哲学」を提起した日本の哲学…

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