教養・歴史 創刊100年特集~Archives

データ駆使で鉄道を読み解く 梅原淳「鉄道に関する『なぜ』に答える記事を書きたい」(2015年10月20日)

週刊エコノミストは、各界の第一人者にロングインタビューを試みてきました。2004年から「ワイドインタビュー問答有用」、2021年10月からは「情熱人」にバトンタッチして、息長く続けています。過去の記事を読み返してみると、今なお現役で活躍する人、そして今は亡き人たちも。当時のインタビュー記事から、その名言を振り返ります。※記事中の肩書、年齢等は全て当時のままです。

鉄道ジャーナリスト 梅原淳

ワイドインタビュー・問答有用(2015年10月20日)

 今鉄道ブームで、鉄道に関する本や記事はあふれている。そのなかでも、鉄道ファン向けの記事から、硬派な鉄道事業の分析まで幅広い取材で定評ある梅原さんに、鉄道のあり方を聞いた。(聞き手=平野純一・編集部)

── いつごろから鉄道ファンになったのでしょうか。

梅原 幼稚園のころにはもう好きだったと思います。もの心ついた時には鉄道が好きでした。子供のころ両親からよく絵本を買ってもらいましたが、今のように鉄道だけが詳しく載った絵本はあまりなく、「交通」などでひとまとめになっていました。そのなかで鉄道のページをよく読んでいたと思います。

── 鉄道に乗る時は、やはり小さい時からワクワクでしたか。

梅原 母親の実家が広島で、帰省で新幹線に乗るのが楽しみでした。

 当時新幹線はまだ新大阪までしか開通しておらず、そこで在来線の特急に乗り換えていました。しかし、1972年に岡山まで開通し、75年には博多まで延びていきます。75年、私は小学校4年生で、3月10日に開通したので、その年は春休みに新幹線で広島に行こうと早くから計画を立てていました。当時のダイヤだと東京─広島は最速5時間8分と今より1時間ほど余計にかかりましたが、乗り換えなしで行けるのはすごいと思いました。岡山乗り換えの時は、在来線の特急は岡山─広島間だけで2時間かかりましたからね。新幹線は速いなあと感激しま…

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週刊エコノミスト

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