あまりにも楽観的な原油と株式市場 市岡繁男
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国際エネルギー機関(IEA)は、今回の戦争による経済危機は1973年、79年のオイルショック、さらには近年のエネルギー供給混乱を全て合わせたものより深刻だという。エネルギー需要を抑制すべく、高速道路の速度制限、公共機関の利用促進、在宅勤務などの措置を提言している。
仮に今、戦争が終結したとしても、システムが回復するには相当な時間がかかる。石油等の在庫が減少する過程では配給制が導入される公算も大きく、危機はまだ始まったばかりだ。おそらく今後は、経済成長が鈍化するなかで物価が高騰する70年代型の不況に陥るだろう。
しかし原油市場や株式市場は先行きを楽観しているようだ。例えば原油先物は4月21日に…
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週刊エコノミスト
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