深圳APECまで半年、日中首脳の握手に壁 それでも「円満」探る動機
編集委員 中沢克二
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首相の高市早苗が27日、安全保障3文書の年末改定に向けた有識者会議の初会合で強調した「新しい戦い方への対応」や「長期戦への備え」。どこかで耳にしたことがあるフレーズである。中国国家主席の習近平(シー・ジンピン)が長い間、繰り返し言及してきた言葉と表面上とはいえ、よく似ているのだ。
「新しい戦争」に対応するため、中国がとった最大の措置は、繰り返される中国人民解放軍の再編だ。2015年の大規模再編で...

経済や安全保障面で米国の一極支配を打破しようとする中国の習近平政権の中枢で何が起きているのか。習国家主席による腐敗撲滅政策の狙いなどを的確に報じ、「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した中沢克二・日本経済新聞編集委員(元中国総局長)が深掘りする。













