「難しい用語でつまずく」 先輩読者に聞く読みこなし方
日経活用ラボ

日経電子版を使い始めたばかりだと、読み方・使い方が合っているのかと不安になる方も少なくないかもしれません。お悩みを少しでも解消すべく、既に読みこなして使っている「先輩読者」にアドバイスを聞きました。
今回のお悩みは「記事を読む前に用語や前提知識でつまずいてしまいます。すべて理解する必要はありますか?」。
「すべて理解する必要はない」
先輩読者の多くにアドバイスを求めたところ、「すべての用語を理解する必要はない」との答えが多数派でした。
「すべて理解しないといけないと思うと必ず挫折してしまいます。必要以上に気負わず、気楽に読んだらいかがでしょうか」(40代、電気、電子機器)
「興味がある記事を7割程度理解できればよいというスタンスが楽だと思います」(30代、人材サービス)
キーワードは何度も記事に登場
理由は大きく分けて2つありました。1つは「同様のテーマを扱う記事を読み続けるうちにわかるようになる」というものです。重要なニュースのキーワードは連日、紙面に登場することが多いためです。
「記事は時系列で読む読み物ですので、毎日読むことが理解につながります」(50代、人材サービス)
「習慣化すればおのずと少しずつ理解できます。大事なのは習慣化です」(30代、金融・証券・保険)
例えば「原油価格の高騰」といった重要な出来事があるときには、原油価格そのものの動向だけでなく、加工して石油製品を生産する企業の動き、政府の対応といった具合にしばらくの間、複数の立場から関連するニュースが出てきます。それらの記事を読んでいくことで少しずつテーマに詳しくなっていくはずです。
Ask!や解説コンテンツで調べる
知らない言葉が出てきたら、そのときに調べればいいという意見もありました。日経の記事を学習したAIがニュースの背景などを解説する「Ask! NIKKEI(β版)」など、電子版の機能を活用している先輩読者も多いようです。
「重要な用語は複数回出てくるので、その時に調べれば良いかと思います」(40代、卸売・小売業・商業)
「すべてを理解する必要はありません。記事の最下段にあるAsk! NIKKEIを上手く活用しましょう」(50代、素材)
「ニュース用語は電子版アプリで検索できるので知らない言葉でも特に問題にはなりません」(30代、建設)
使い方ガイド「Ask! NIKKEIの使い方」
ニュースに関連する用語を扱うコンテンツの代表例が、朝刊紙面にある「きょうのことば」です。その日のトップ記事(1面の大きな記事)などに関連する重要なキーワードを3段落ほどの長さで解説しています。
「経済まずはコレだけ」では多くのニュースで出てくる経済用語を5分ほどの動画で解説します。株価、金利、物価といったテーマを基本知識から紹介しているのでぜひご覧ください。
一方で、ニュースに関連する用語や基礎知識を押さえる重要性を指摘するアドバイスもありました。
「過去に何があって、今のニュースに至るのかを知っているともっと理解しやすくなります。それを読んで将来どうなっていくか考えるために新聞を読むので(用語などを)理解する必要はあります」(30代、金融・証券・保険)
「言葉がわかると記事の解像度が上がり、面白さが倍増します」(20代、金融・証券・保険)という声もありました。今すぐすべての用語を理解する必要はないが、身につければニュースを一層活用したり、楽しんだりできる……ということのようです。













