シェア
はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。 日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇ ◇ ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本の投稿が集まるマガジ
私は「創造AI」の研究を進めており、既に実提供も始めています。急速に拡大しています(法人向けなので、知らない人が多いと思いますが)。 私は心配です。生成AIという過去データを学習して、過去を模倣する回答に頼る人が大量生産されるとき、この創造を回避し、過去の模倣だけをする人が大量生産されるのではないかと。 創造ほど重要なことはありません。ビジネスとは詰まるところ、価値と未来の創造だからです。そこで我々は創造AIに挑戦しています。開発した最新の創造AIの評価を多角的に行っ
スタンフォードに来るのは15年ぶりだ。 卒業後5年の同窓会には参加できなかった。10年目はコロナでオンライン開催になったが、それすら出られなかった。この15年間、とにかくバタバタしていた。会社を立ち上げ、走り続け、振り返る余裕もなく、気がつけば15年が経っていた。 だから今回、ようやくこのキャンパスに戻ってこられたことが、素直に嬉しかった。 在学中、授業の課題として書いたビジネスプランがある。メガネのECという、当時としてはまだ誰もやっていなかった領域のプランだった。
松島や ああ松島や 松島や この一句は、AIに詠めない。 同じ形式で 「福島や ああ福島や 福島や」 「東京や ああ東京や 東京や」 と並べることはできる。 しかし、そこに“意味”は立ち上がらない。 なぜか? 松島には、芭蕉がいる。 『奥の細道』がある。 旅の記憶がある。 日本人が積み重ねてきた風景がある。 この一句は、言葉を書いているのではない。 背後にある世界を呼び起こしている。 AIは、言葉や画像を生成できる。 構造を整えることもできる。 だが、 その言葉の
ストレングスファインダーや16personalitiesといった自己理解ツールが広まったこともあり、「自分の強みを把握している人」はここ数年で増えている印象です。 採用面接やビジネスの場で「あなたの強みは何ですか?」と聞かれても、すらすらと答えられる人は、以前より確実に多くなったと思います! ただ、この強みが仕事の成果につながっているかというと、話は変わってきます。 「自分にはこういうスキルがある」「これが得意だ」と思っていても、それが数字や実績として表れていなければ、
コンテンツ産業のインパクトは数十年単位で動く おかげさまで、韓国光州の全南大学校に訪問する機会をいただきました。子連れだからこそ、新たに気付くことがありました。子育て中に、子に何気なく見せているコンテンツの背後で、20年・30年スパンの巨大な産業政策が動いていることをまとめました。下記の記事にも、日本を代表するコンテンツ産業が、世界に向けて動き出そうとしています。こうしたコンテンツ産業はどのようなインパクトを持つかについても考えていきます。 ママ友界隈で、韓国子ども向け
ゴールデンウィークの真っ只中である。 SNSを開けば、旅行先での笑顔や、家族と過ごす穏やかな時間、久しぶりに会った友人との写真があふれている。日本中が一斉に「休む」というモードに切り替わるこの時期は、なんとも独特である。 そんななか、ふと気づいてしまった。 僕はどうやら、休み方を思い出せないでいる。 完全リモートワークになって久しく、平日と休日の境目はとうに曖昧になった。しかも、コピーライティングの仕事は、いつも何かを考えている状態が続いている。 毎日が休みのようで
国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画という安保三文書を改訂するための「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の第一回目の会合が、2026年4月27日に首相官邸で開かれました。それを受けて、首相官邸の前では、この有識者会議に反対するデモが行われて、有識者会議に参加する個人全員の名前を掲げて、「御用学者は恥を知れ~!」と叫ぶ動画がSNSでも流され、話題となりました。 これについては、批判の対象がたとえ私であったとしても、このように自由に政府などを批判できることは
私は「創造AI」の研究を進めており、論文も書いており、既に実提供も始めています。ありがたいことに急速に活用が拡大しています(法人向けなので、メディアで取りあげられてないので知らない人が多いと思いますが)。 AIが創造の領域に踏み込む時に難しいのが、創造には「正解がない」という問題です。このため、従来使われているAIのベンチマーク評価がほぼ使えないのです。 しかし、創造ほど重要なことはありません。ビジネスとは詰まるところ、価値と未来の創造だからです。 むしろ、私は心配
2020年4月30日に、20年勤めた電通を辞めて(脱藩と呼んでいた)、昨日、6年が経った。 会社を作ったのは7月1日なので創業6周年までにはまだ2ヶ月あるけれど、大事な記念日であることは変わりない。 独立して6年。 独立小学校を卒業し、独立中学校に入学した。そんな気分。 電通時代から別に会社員というつもりもなく、会社と自分と仲間たちと社外の信頼できる人たちと、さまざまな世界初のことをやってきたつもりだったが、環境が変わると当然違う。初めて経験することも多く、立場が変わ
コピーライティングの方法については、これまでもいくつかのnoteで書いてきた。本音で書け、商品を深く理解せよ、社会との接点を見つけよ。そうした方法論については、自分なりに言語化してきたつもりである。 そして、1年ほど書き続け、先日noteのフォロワーが1000人を超えた(フォローしていただいている方、本当にありがとうございます)。 ▼▼コピーライティングで役に立つnoteを抜粋して置いておきます▼▼ そんななか、読んでくださった方から質問をいただいた。 「じゃあ、梅田
「おすすめの本、ありますか?」 言った瞬間、後悔した。相手は、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さん。数千冊はあろうかという本棚を前にして、なんてバカな質問をしてしまったんだろうと思った。 佐々木さんは、間髪入れずに一冊を引き抜いてくれた。『万物の黎明』。2023年に日本で翻訳出版された、人類の歴史を根本から問い直す、700ページを超える大作だ。 「杉山さんはコミュニティの人だから、これがおすすめかな。」 ぼくのバックグラウンドを踏まえて、たくさんの本の中からさっと選ん
サンフランシスコからホームレスがいなくなって快適になった、という言葉を見かけることがある。しかし、その「いなくなった」という表現が指しているのは、実際には何なのか。路上生活者が消えたのではなく、視界から移動させられただけだとすれば、その変化を「改善」と呼んでよいのかは慎重に考える必要がある。 アメリカのホームレス問題は、単純な原因で説明できるものではない。貧困や住宅不足が根底にありながら、そこに医療、精神的ケア、薬物依存など複数の問題が絡み合っているため、解決が極めて難しい
世界中で話題の映画『Michael(マイケル)』を、今日観てきた。いわゆる「なぜスターはスターになるのか」という問いに興味がある観客にとっては、一定の魅力を持つ作品である。私自身、様々なアーティストと密に関わる立場の人間として、非常に興味深い点も多かった。音楽的な成功やカリスマ性の形成過程をなぞる構成は、純粋にエンターテインメントとしての強度を持っており、その点では十分に楽しめると感じる。一方で、本作はその表層的な魅力と引き換えに、より本質的な問題を回避しているようにも見え、