日本人3選手それぞれのメジャー契約で読み解く期待値「村上選手はなぜ2年と短いのか!?」

[ 2026年1月11日 19:11 ]

ホワイトソックス入団会見で白い靴下を手にする村上宗隆(ロイター)

 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。村上宗隆、岡本和真、今井達也のそれぞれのメジャー契約から期待値を読み解いた。

 3選手ともに入団合意まで“難航”したイメージがある。

 小林氏は大前提として今年がMLBで大きな労使交渉が行われる年であり、争点がサラリーキャップ制の導入の是非である点を挙げ、経営側は長期契約に二の足を踏んでいる時期だったと指摘した。

 その状況で、ホワイトソックス入りした村上宗隆内野手(25)は、総額3400万ドル(約53億3800万円)の2年契約。若い村上の契約年数としては短い印象がある。

 小林氏は若いからこその2年契約になったと指摘。「経営側は短期で安い契約を望み、選手側は長期で高い契約を求める。(村上の契約は)その妥協点」と説明した。

 小林氏はホワイトソックス以外で長期契約をオファーした球団はあったが、金額で折り合いが付かなかったと見ている。村上サイドが年数より年俸を優先した結果、ホワイトソックスとのサインに至ったと推測した。

 村上サイドとしても2年は区切りになる。村上は2年後に27歳でFA権利を手にする。メジャーでのFA平均は30歳。ホワイトソックスでの活躍次第では若い大砲に大型契約のオファーがあってもおかしくない。

 小林氏は「村上も27、8歳でもっと大きな契約を結ぶ可能性がある」と説明した。

 岡本和真内野手(29)はブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億2000万)で契約した。

 小林氏は「レギュラーとして期待している契約ですよ」と説明。ブルージェイズについても「これから黄金時代を迎えようとしている“お金を使うモード”にあるチーム」と、解説した。

 今井達也投手(27)は、アストロズと3年総額5400万ドル(約84億7800万円)で契約合意。出来高を含め最大6300万ドル(約98億9100万円)で、1、2年目のシーズン後にオプトアウト(契約破棄)条項が付く異例の契約となった。

 小林氏は「アストロズは今最も(金を)使うし、稼ぐ。ヒューストンも今全米で最も裕福な街」と説明した。

 選手側から途中で契約破棄できるオプトアウトも付いた今井にとってはかなり好条件の契約と解説した。
 

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