コロナとインフルの同時流行対策、実効性はあるの?
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新型コロナウイルスが世界中を混乱に陥れてから、もうすぐ3回目の冬を迎えます。
これまで、冬が近づく度に「季節性インフルエンザとの同時流行が懸念される」という専門家の発言があったにもかかわらず、2020、2021年ともにインフルエンザは流行しませんでした。
今冬こそ同時流行あるかも…免疫持たない人が増加、人と人との接触増える
今回、「ほんとに同時流行するの?」「オオカミ少年じゃない?」と思う人も多いかもしれませんが、この冬こそは同時流行があるかもしれません。その理由について、インフルエンザに詳しい菅谷憲夫・慶応大客員教授は9月、本紙の取材に対して、(1)2年続けて流行がなかったため、子どもを中心に十分な免疫を持たない人が増えた(2)行動制限や水際対策の緩和で人と人との接触が増えた――などの理由を挙げています。
流行予測の目安となるオーストラリアでは、9月中旬までに約22万人のインフルエンザ感染が報告され、昨年の598人から激増。菅谷氏は「豪州ではインフルエンザと新型コロナが同時に広がったが、日本でも同じことが起こりうる」と話しています。
1日の患者数はコロナ45万人、インフル30万人と試算


政府は、同時流行が起きれば、ピーク時の1日の患者数はコロナが第7波の約2倍の45万人、インフルエンザは30万人の計75万人に達すると試算しています。
こうした懸念を背景に、政府は今月13日、同時流行に備えた対策を発表しました。
コロナかインフルエンザの重症化リスクが高い人たち、具体的には、(1)小学生以下(2)65歳以上(3)基礎疾患のある人(4)妊婦――は、発熱外来などを対面で受診します。
これらに該当しない、つまり重症化リスクが低い中学生から64歳までの人には、自分で新型コロナの簡易検査キットを使って検査してもらいます。コロナが陰性ならインフルエンザが疑われ、希望者は電話やオンライン診療、またはかかりつけ医の対面受診などで、診断と治療薬の処方を受けます。陽性なら従来通り、自治体の「健康フォローアップセンター」に登録して自宅療養します。
要は、重症化リスクの高い人を救命するために、リスクの低い人はなるべく医療機関を受診しないようにしましょう、という対策です。これまでの感染の波で繰り返してきた医療


























