【第63回箱根駅伝】順天堂大が逆転で連覇…日本テレビの生中継スタート
完了しました
往路3位の順天堂大が復路で日本体育大、中央大との三つどもえの争いを制し、前回大会に続いて2年連続での逆転優勝を飾った。2大会ぶりに全チームが11時間台でゴールし、1位・順天堂大から15位・山梨学院大までのタイム差は例年より少ない31分23秒だった。復路の時差スタート以外には繰り上げスタートが一度も行われず、出場各校で進むチーム力の底上げを印象づけた。
大東文化大・只隈伸也、2区で6人抜き区間賞
目まぐるしく順位が変わった往路を制したのは日本体育大だった。1区では、エントリーしていた主将が前日の練習でけがをし、代役に川嶋伸次を立てるという事態に見舞われたが、トップ・早稲田大に46秒差の区間10位と粘った。2区以降は着実に先頭との差を詰め、4区で首位に。5区の平山征志は区間トップの走りを見せ、2位・中央大に1分50秒差をつけて芦ノ湖のゴールに飛び込んだ。2区で6人抜きの区間賞に輝いた大東文化大の只隈伸也は福岡・八幡大付高を卒業した後、一度は就職しながらも、箱根駅伝出場を希望して大学に入学した23歳の3年生だった。

順天堂大、9区・横道正憲が抜け出す
往路で日本体育大と3分55秒差の3位につけた順天堂大は、復路に主力を温存した選手配置が奏功した。6~8区で首位との差を3分余り縮めると、2位でたすきを受けた9区の横道正憲は横浜駅を過ぎた14キロ付近から中央大、日本体育大と並走。約2キロに及んだ競り合いの末にスパートをかけて抜け出し、トップで10区にたすきリレーした。アンカーの工藤康弘はスタートから間もなく、コースに飛び出してきた男性に足を引っかけられ倒れるハプニングがあったが、動じることなく走り続け、2年連続でゴールテープを切った。中央大は総合3位に入り、総合2位だった1965年の第41回大会以来となる「トップ3」に返り咲いた。

初出場の山梨学院大、最下位に
初出場の山梨学院大は最下位の総合15位だった。
第63回大会からは日本テレビによる生中継が始まり、復路では視聴率21%を記録した。
1987年(昭和62年)の主な出来事
・石原裕次郎が死去
・俵万智「サラダ記念日」、ベストセラーに
・国鉄民営化、JR発足






























