【第35回箱根駅伝】中央大が3年ぶりV、6連覇の黄金期スタート…埼玉大が特例で初参加
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前回大会で10位以内に入ったシード校10校と予選会から勝ち上がった6校の計16校が参加し、1月2、3日に行われた。予選会から通過した慶応大は9年ぶりの出場となった。初出場の埼玉大は予選会で6位だったものの、出場選手10人の平均タイムが60分を切った場合は出場資格を得るとする規約に沿い、特例で本大会出場が認められた。例年は15校の出場校が、第35回大会に限り、過去最多となる16校になった。レースは、中央大が全中継所をトップ通過して3年ぶり8度目の優勝を飾り、日本大の3連覇を阻んだ。12時間1分23秒の総合タイムは、前年に日本大がマークした大会記録を54秒更新した。選手10人中、7人が初出場という顔ぶれで頂点に立った中央大はこの後、第40回大会(1964年)まで6連覇することになる。
1年生の横溝三郎、3区で区間2位
中央大は前回区間8位と出遅れた1区に初出場の栗原正親を起用。マラソンで鍛えられた栗原は、2年連続の1区1位を狙った日本大の愛敬実らを抑え、トップでたすきをつないだ。2区でも二宮隆明が1時間5分39秒の区間新記録で首位を快走すると、3区では、後に1964年東京オリンピックの3000メートル障害に出場する横溝三郎が1年生ながら、区間2位の力走を見せた。4区は主将の山本正澄が区間新記録で続き、5区・金行秀則も区間3位と好走して、中央大が6時間2分12秒の往路新記録で箱根郵便局前にゴールした。日本大は2区・村田成男が中央大・二宮と4分21秒差の区間4位にとどまった不調が響き、5分28秒差の2位だった。東京教育大は、5区・長田正幸が区間新記録の走りで3人抜きを演じ、3位に入った。
9年ぶり出場の慶応大は最下位
復路は、逃げる中央大を日本大が追う展開となった。中央大は6区の作田誠一が区間2位でつなぎ、日本大との差を6分23秒まで広げたが、7区では日本大の武内修一郎に猛追され、リードは3分24秒に。中央大は8区・南館正行の区間1位となる快走で、再び4分16秒差に突き放したが、9区では日本大・古閑俊明に追い上げられ、中央大は2分28秒のリードで最終10区に入った。中央大の1年生アンカー奥宮和文は、4年連続出場となった日本大の主将、横山和五郎の追走を振り切り、東京・銀座の読売新聞社前にトップでゴールした。2位・日本大との差は2分22秒だった。東京教育大は安定したたすきリレーを続け、2年連続の3位に食い込んだ。初出場の埼玉大は14位、慶応大は最下位の16位だった。
1959年(昭和34年)の主な出来事
・皇太子さまと美智子さまがご結婚
・巨人の長嶋茂雄、天覧試合でサヨナラ本塁打
・伊勢湾台風






























