【第39回箱根駅伝】中央大、大会史上初の5連覇…7区で日本大を逆転

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 中央大が12時間0分25秒で大会史上最多となる12度目の優勝を飾り、史上初の5連覇を達成した。中央大は第38回大会(1962年)で、日本大の記録に並ぶ4連覇を果たしていた。

2区・岩下察男の快走で首位浮上

 1区を4位で滑り出した中央大は2区で岩下察男が区間1位の快走を見せ、首位に浮上した。トップのまま迎えた4区では下山政明が、追い上げる日本大・山本和彦に59秒差まで迫られたものの、5区の中島輝雄が安定した走りを披露。6時間8分47秒のトップで箱根郵便局にゴールし、2位の日本大には2分33秒差をつけた。3位には、1区・木原了が区間賞に輝いた国士舘大が続いた。

アンカー碓井哲雄が先頭でフィニッシュ

第39回箱根駅伝(1963年)で、東京・銀座の読売新聞社前にトップでゴールする中央大の碓井哲雄.
第39回箱根駅伝(1963年)で、東京・銀座の読売新聞社前にトップでゴールする中央大の碓井哲雄

 復路では、6区で日本大・奥貫博が猛追し、小田原中継所でのたすきリレーでは中央大・中村健司を1秒差で逆転。しかし中央大は7区・師岡溢哺が9キロ付近で日本大・高野俊雄を逆転し、1分17秒差をつけて再びトップに立った。8区、9区も着実にリードを広げると、10区・碓井哲雄も区間3位と堅実な走りを見せ、先頭で東京・銀座のフィニッシュテープを切った。5年連続で優勝した中央大の連覇記録は翌年、6連覇まで伸びることになる。4分3秒差の2位には、10区で日本大をかわした明治大が入った。

順天堂大・沢木啓祐が初出場

 往路で3位だった国士舘大は出場7度目で過去最高となる6位、出場6度目の順天堂大も過去最高の5位となった。順天堂大では、のちに監督を務めることになる沢木啓祐が1年生で箱根駅伝に初出場し、2区で区間3位だった。

 2年ぶり2度目の出場となった防衛大は第37回大会(1961年)と同じく、全中継所で最下位のたすきリレーとなる15位に終わった。

1963年(昭和38年)の主な出来事

・吉展ちゃん事件

・NHK大河ドラマ放送開始、第1作「花の生涯」

・黒部ダム完成

・アメリカのケネディ大統領、暗殺

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