【第44回箱根駅伝】日本大、往路・復路とも制し連覇…日本体育大が過去最高の2位

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 5区で先頭に立った日本大が復路は総合首位の座を守り続け、前回大会に続いて往路、復路ともに制して2年連続11回目の優勝を果たした。

5区・大槻憲一、1m60の体で猛追

第44回箱根駅伝(1968年)の5区で順天堂大の馬場俊一(右奥)をかわす日本大の大槻憲一
第44回箱根駅伝(1968年)の5区で順天堂大の馬場俊一(右奥)をかわす日本大の大槻憲一

 往路の序盤は中央大が先行した。1区・吉田義数が先頭でたすきを運ぶと、2区・白井偗も区間2位でつなぎ、首位を快走した。3区では、3位でたすきを受け取った日本大の鈴木圀昭が区間賞の走りを見せ、先頭に出たが、4区では、中央大の宇井光男が区間新記録をマークし、再び首位に立った。

 4区で3位に後退した日本大は山登りの5区で巻き返した。中央大から2分2秒差で小田原中継所を出た大槻憲一は身長1m60の体を前傾させて猛追。先行する中央大と順天堂大を8キロ付近で抜き去り、1時間11分18秒の区間新記録で箱根郵便局のゴールに飛び込んだ。往路の優勝タイムは5時間45分3秒で、2位に入った順天堂大には2分18秒差をつけた。5区で区間14位だった中央大は往路5位だった。

藤田国夫・土谷和夫の連続区間賞でフィニッシュ

 全チーム一斉スタートで行われた復路でも、日本大が優位にレースを進めた。6区では内野幸吉が区間賞を獲得し、2位・順天堂大との差は3分8秒に。7区、8区はそれぞれ、中央大と東洋大がコース上では先頭を走るなどしたが、日本大は上位でたすきリレーを続け、総合首位をキープした。終盤に入り、日本大は9区・藤田国夫と10区・土谷和夫が連続区間賞の力走を見せ、復路も制して連覇のゴールテープを切った。総合タイムは11時間26分6秒だった。

 11分33秒差の2位には、往路4位・復路3位の日本体育大が入った。出場20回目で過去最高の成績を収めた日本体育大は、翌年の第45回大会(1969年)から5連覇を達成することになる。

青山学院大・亜細亜大が初のシード権獲得

 出場5回目の青山学院大は過去最高となる7位、出場2回目の亜細亜大は8位に入り、いずれも初めてシード権を獲得した。初出場の大東文化大は最下位の15位だった。専修大は過去最低の13位に終わって初めてシード権を逃し、翌年の大会で予選会に回った。

 第44回大会は、箱根郵便局を往路ゴール・復路スタートとして行われた最後の大会となった。レースの折り返し地点は、翌年から箱根の大観山入り口駐車場、第48回大会(1972年)からは芦ノ湖駐車場に移された。

1968年(昭和43年)の主な出来事

・川端康成にノーベル文学賞

・東京・府中で3億円強奪事件

・郵便番号制スタート

歴代優勝校はこちら レース経過はこちら 【動くグラフ】各大学の順位 箱根駅伝特集へ 箱根駅伝の出場校はこちら
  • 順位変動がひとめで分かる動くグラフ
  • 選手のプロフィールも掲載出場校一覧
  • 勝負所をピンポイント解説コース紹介
  • 箱根路に輝く名選手の系譜区間記録歴代ベスト5

箱根駅伝おすすめ

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
速報ニュースを読む 「箱根駅伝 過去大会アーカイブ」の最新記事一覧
注目ニュースランキングをみる
記事に関する報告
4764577 0 箱根駅伝 過去大会アーカイブ 2023/12/07 13:21:59 2023/12/22 12:13:13 /media/2023/11/第44回箱根駅伝(1968年)の5区で順天堂大の馬場俊一(右奥)をかわす日本大の大槻憲一.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

おすすめ特集・連載

読売新聞購読申し込みバナー
プリファードソース

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)