【第58回箱根駅伝】順天堂大、往路・復路とも2位で総合連覇…9区で日本体育大を逆転
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9区で日本体育大を逆転した順天堂大が往路、復路ともに2位ながら、11時間30分0秒で2年連続4度目の総合優勝を果たした。順天堂大は初めて連覇を達成した。往路・復路いずれも2位以下で総合優勝するのは、第2回大会(1921年)の明治大、第13回大会(1932年)の慶応大、第22回大会(1943年)の日本大、第50回大会(1974年)の日本大に続き、5度目となった。

日本体育大、2年ぶり往路優勝
往路のレースは、日本体育大、順天堂大、日本大を軸に進んだ。1区では、順天堂大の吉田富男が日本体育大の植松誠を抑え、区間1位でたすきリレー。2区では、日本体育大の大塚正美が順天堂大の中井良晴をかわしてトップに立った。日本体育大が首位を守った3区では、日本大・宗像寛が区間1位の力走を見せ、順天堂大を抜いて2位に浮上。4区から5区へつなぐ小田原中継所は、日本体育大が先頭で通過し、8秒差の2位で順天堂大、さらに33秒差の3位で日本大が続いた。山登りの5区で日本体育大の岡俊博は順天堂大・小山輝夫に迫られる場面もあったが、終盤にはリードを広げ、日本体育大が2年ぶり7度目の往路優勝を飾った。2位は26秒差の順天堂大。3位は日本大だった。
往路7位の早稲田大、復路制す
上位7チームまでが往路のタイム差で時差スタートした復路は、先行する日本体育大を順天堂大が追う展開となった。6区では、日本体育大の谷口浩美が58分4秒の区間新記録で、2年連続の区間1位。日本体育大は藤井修が区間1位となった8区まで、先頭でたすきをつないだ。2位につけてきた順天堂大は9区・神田修が1分53秒差を逆転し、1分46秒のリードを奪ってたすきリレー。アンカーの門田光史は区間9位にとどまりながらも、日本体育大の追い上げをかわし、56秒差で連覇のゴールテープを切った。総合3位には日本大が入った。復路優勝したのは、往路7位から巻き返した早稲田大。9区・坂口泰が区間賞、10区・遠藤司が区間3位と好走し、総合5位だった。優勝候補の一角とみられていた大東文化大は8区・大隈重信、9区・大隈広基の双子の兄弟が区間上位でたすきを受け渡すなどしたものの、総合4位だった。
日本体育大・岡野章監督、19年の指揮に幕
総合2位となった日本体育大の岡野章監督は大会後に退任し、箱根駅伝で指揮を執るのは第58回大会が最後となった。現役時代は日本体育大で箱根駅伝に4度出場し、卒業と同時に母校の監督に就任。19年間の在任中に5連覇を含む8度の総合優勝と5度の総合2位に導いた。
1982年(昭和57年)の主な出来事
・東京・永田町のホテルニュージャパン火災
・日航機羽田沖墜落事故
・米映画「E.T.」、日本で公開






























