【第67回箱根駅伝】大東文化大、15年ぶり連覇…早稲田大のルーキー櫛部静二が大ブレーキ
完了しました
4区で首位に立ち、往路を制した大東文化大が復路ではトップを譲らず、11時間19分7秒で2年連続4度目の総合優勝を果たした。2位の山梨学院大には6分26秒差をつけた。3位には3年連続で中央大が入った。大東文化大の連覇は、第52回大会(1976年)以来、15年ぶりだった。
3区・大津睦、4区・松浦忠明が連続区間賞
往路で大東文化大は1区・横田芳則がトップから2分55秒遅れの区間10位と出遅れたが、2区の実井謙二郎が4人抜きを演じ、6位に浮上。3区では大津睦が区間1位と快走し、首位の明治大に1秒差の2位でたすきをつなぐと、4区・松浦忠明も区間1位で続き、先頭に立った。5区では、前年も山登りを任されて区間賞に輝いた奈良修が区間2位と好走し、2年連続の往路優勝を飾った。4分8秒差の2位に中央大、4分42秒差の3位に日本大が続いた。

復路も安定たすきリレー
往路のリードを生かし、復路でも大東文化大は安定したレース運びを見せた。6区・島崎貴之と7区・樋口一隆はいずれも区間2位でたすきを運び、往路5位から6区の3人抜きで2位に浮上した山梨学院大を引き離して独走態勢に。区間11位にとどまった9区の遅れにも大東文化大の優位は揺るがず、10区のアンカー、浜矢将直は右手の人さし指を突き上げながら東京・大手町のゴールに飛び込んだ。順天堂大が復路優勝を飾り、大東文化大は復路2位だった。
総合2位に入った山梨学院大は、2区で3年連続の区間賞を獲得したジョセフ・オツオリらを中心に選手層が厚みを増し、初出場以来、5年連続の出場となった大会で過去最高の成績を収めた。
早稲田大から武井隆次・櫛部静二・花田勝彦が初出場
総合11位の早稲田大は、武井隆次、櫛部静二、花田勝彦の1年生トリオが初出場した。1区の武井は8年ぶりに区間記録を更新する快走を見せた一方、年末に風邪と下痢で体調を崩していた2区の櫛部は終盤に失速し、最後はふらふらになりながら、区間最下位でたすきをつないだ。3区の花田は区間6位だった。

交通事情の悪化に伴い、第67回大会からは各校1台の伴走車が廃止され、各校の監督・コーチは大会役員とともに監察車に分乗して移動する方式が取られた。
1991年(平成3年)の主な出来事
・湾岸戦争
・「ジュリアナ東京」オープン
・雲仙・普賢岳で火砕流、43人死亡
・横綱千代の富士、引退






























