【第89回箱根駅伝】予選会勝ち上がりの日本体育大、30年ぶりV…「蒲田踏切」姿消す
完了しました
前回大会で過去最低の総合19位に終わった日本体育大が、往路1位、復路2位の快走を見せ、11時間13分26秒で30年ぶり10度目の総合優勝を果たした。予選会から勝ち上がったチームが総合優勝するのは、第73回大会(1997年)の神奈川大以来、16年ぶりとなった。寒気と強風に見舞われた5区では、城西大と中央大の選手が低体温と脱水症状により途中棄権し、両チームは記録なしとなった。中央大は87度目の出場で初めての途中棄権となり、28年連続で確保していたシード権が途絶えた。
服部翔大、トップで芦ノ湖へ

往路は4区まで東洋大がレースを引っ張った。1区では田口雅也(2年)が先頭でたすきリレー。2区では設楽啓太(3年)が最終盤で日本大のガンドゥ・ベンジャミン(4年)にかわされたものの、2位でたすきをつないだ。3区では、設楽啓太の双子の弟、設楽悠太(3年)が区間賞を獲得し、再び先頭に立った。

東洋大は4区も首位を守ったものの、区間11位となり、日本体育大や早稲田大に追い上げられた。5区では、1区の7位から順位を上げ東洋大と1分49秒差の2位で出た日本体育大の服部翔大(3年)が、早稲田大の山本修平(2年)とともに、東洋大の定方俊樹(3年)を追走。服部と山本は14キロ過ぎで定方をかわすと、17キロ付近でスパートをかけた服部が山本を引き離し、2分35秒差をつけて芦ノ湖のゴールに飛び込んだ。日本体育大の往路優勝は26年ぶり10度目となった。「新・山の神」と呼ばれた柏原竜二を擁し前年まで往路で4連覇していた東洋大は、2位・早稲田大から4秒遅れの3位となり、5年ぶりに往路制覇を逃した。2区では、13位から1位に順位を上げた日本大のベンジャミンと、16位から4位に浮上した山梨学院大のエノック・オムワンバ(1年)の2人が12人抜きを演じた。
帝京大、過去最高タイの4位

復路では、日本体育大が安定したたすきリレーを続けた。6区は区間7位ながら、7区以降は4区間連続で区間2位と快走し、首位を独走。6区で2位に上がった東洋大を寄せ付けず、4分54秒差をつけてゴールした。往復10区間のうち、日本体育大が区間1位となったのは5区の服部だけだった。復路の3区間で区間賞を獲得した駒沢大が復路優勝し、往路9位から巻き返して総合3位に入った。帝京大は過去最高に並ぶ4位に食い込んだ。
東海大の連続出場、40年で途切れる
第89回大会からは、1区と10区の途中にあった「蒲田第1踏切」(東京都大田区)がコースから姿を消した。2012年10月に京急線の高架化が完了したため。京急空港線と国道15号(第1京浜)が交差する「蒲田踏切」は電車通過による選手の足止めやその後のデッドヒートなど、数々のドラマを生み出した舞台の一つとして知られていた。
2012年10月に行われた予選会では、12位に終わった東海大が上位9校までの本大会出場枠を逃し、連続出場記録が40年で途切れた。
2013年(平成25年)の主な出来事
・2020年東京五輪の開催決定
・長嶋茂雄と松井秀喜に国民栄誉賞
・プロ野球の楽天、初の日本一。田中将大がレギュラーシーズン無敗の24連勝






























