【第99回箱根駅伝 】駒沢大、史上5校目の大学駅伝3冠…立教大が55年ぶり出場
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往路優勝した駒沢大が復路も制し、10時間47分11秒で2年ぶり8度目の総合優勝を飾った。出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)と全日本大学駅伝も優勝していた駒沢大は、史上5校目となる大学駅伝3冠を達成した。中央大が総合2位に入り、3位だった第77回大会(2001年)以来、22年ぶりに総合3位以内に食い込んだ。連覇を狙った青山学院大は総合3位だった。
往路は中央大、駒沢大、青山学院大が三つどもえの争い
往路は混戦の1区から、2区で中央大、駒沢大、青山学院大が抜け出した。中央大の吉居大和(3年)は戸塚中継所の直前で駒沢大の田沢廉(4年)を逆転し、首位でたすきをつないだ。再び3校の競り合いとなった4区では、駒沢大・鈴木芽吹(3年)が青山学院大・太田蒼生(2年)とのデッドヒートを制し、1秒差でトップに。駒沢大は5区の山川拓馬(1年)も区間4位と好走してリードを広げ、5時間23分10秒で19年ぶり4度目の往路優勝を果たした。2位は30秒差で中央大。青山学院大は、選手の体調不良によりメンバーを入れ替えた5区で区間9位となり、往路3位となった。

東京国際大のビンセント、3区間の記録保持者に
4区では、東京国際大のイエゴン・ビンセント(4年)が区間新記録を樹立し、第97回大会(2021年)の2区、第96回大会(2020年)の3区とあわせ、3区間での区間記録保持者となった。5区では、城西大の山本唯翔(3年)が従来の記録を21秒更新する区間新記録をマークし、「山の妖精」との愛称で話題になった。

青山学院大9区の岸本大紀が5人抜きの力走

復路では、駒沢大が一度も首位を譲らなかった。6区・伊藤蒼唯(1年)が区間賞の走りを見せると、7~10区はいずれも区間5位以内と安定したたすきリレーを続け、1分42秒差で中央大を振り切った。往路3位の青山学院大は6区で区間20位、7区で区間7位と苦しみ、一時は8位に後退したが、9区の岸本大紀(4年)が5人抜きの力走を見せ、トップ3の座を死守した。
予選会を勝ち上がり、第44回大会(1968年)以来、55年ぶりに出場した立教大は総合18位だった。立教大を率いていたのは、中央大出身の上野裕一郎監督だった。
駒沢大の大八木弘明監督が勇退表明
レース後、駒沢大の大八木弘明監督は年度末での勇退を表明した。大八木監督は総監督となり、OBの藤田敦史ヘッドコーチが監督に就任することが明らかにされた。
第99回大会では沿道での観戦自粛が求められず、3年ぶりに大勢のファンが応援に訪れた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、過去2大会は沿道での応援を控えるよう呼びかけられていた。
2023年(令和5年)の主な出来事
・野球のWBC、日本が世界一奪還
・新型コロナウイルス、5類移行






























