【第11回箱根駅伝】早稲田大、大会新記録で4度目V…明治大の3連覇阻む

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 前年と同じ顔ぶれの9校が出場した。早稲田大が13時間23分29秒の大会新記録で、3年ぶり4度目の優勝を果たし、明治大の3連覇を阻んだ。

慶応大、初の往路1位

 往路は3区まで早稲田大が首位を快走した。4区で日本大がトップに立ったが、5区では慶応大の渡辺弥太郎が区間最高記録の走りを見せ、慶応大が初めて往路を1位でゴールした。往路2位の早稲田大とのタイム差は48秒だった。

 復路では、早稲田大が6区で首位の座を奪い返し、その後の区間でも安定した走りを続け、東京・有楽町の報知新聞社前のゴールにトップで飛び込んだ。18分48秒差の2位には、尻上がりに順位を上げた明治大が入った。往路トップの慶応大は4位だった。

日本大、9区は2人でたすきつなぐ

 8区を終えて2位につけていた日本大は9区でアクシデントに見舞われた。10区のアンカーへたすきを渡す鶴見中継所の手前の生麦で早瀬道雄が転倒し、レース続行が困難になった。急きょ、補欠の伊藤祐之を戸塚中継所まで引き返させて再出発したため、最下位の9位に転落した。日本大のアンカー森本一徳には、涙を流しながら走ったという逸話が残る。森本は1時間18分11秒で区間2位と力走したが、日本大は9区での3時間19分50秒というタイムロスが響き、総合記録は優勝した早稲田大と約2時間15分差の15時間39分22秒だった。

東京高師は東京文理科大に

 第1回大会で優勝した東京高等師範学校は、第11回大会から東京文理科大(のちの筑波大)に校名変更され、6位に入った。

1930年(昭和5年)の主な出来事

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