【第19回箱根駅伝】早慶が参加せず、日本大が史上初の4連覇…2着の明治大は失格

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 前回までの優勝経験が7度の早稲田大と1度の慶応大が、「駅伝は中・長距離陣強化の見地からみて不適当」との駅伝有害論を唱えて参加を見送った。1938年(昭和13年)1月8日、9日に12校で争われた大会は、日本大が大会史上初の4連覇を達成した。

往路は日本大と明治大の激しい争い

 1区では東京文理科大(筑波大)の常松喬が区間新記録の快走を見せ、1位でたすきリレー。前回まで3連覇中の日本大は2区の鈴木勇が5位でたすきを受け取ると、前の走者を次々と抜き去り、権太坂の上りで東京文理科大もかわしてトップに立った。

 レースはこの後、日本大と明治大の激しい争いとなった。4区では明治大が先頭に立つと、5区の山上りでは日本大の鈴木房重がトップを奪い返し、明治大に24秒差をつけて往路のゴールに飛び込んだ。

日本大4連覇を伝える読売新聞紙面(1938年1月10日)

日本大・8区の大沢竜雄が区間新の走り

 翌日の復路は、強風が吹き荒れる中でスタートした。7区に入ると、明治大・山崎政夫と日本大・細川欽三が大磯付近からデッドヒートを繰り広げ、最後は明治大の山崎が10秒差で首位を奪い返す。日本大は8区の大沢竜雄が区間新記録の走りを見せて再びトップに立つと、9区、10区は1分余りにリードを広げ、大会4連覇を達成した。

 レース後には異例の判定が下された。2着でゴールした明治大の6区の走者が学生競技者としての資格に問題があることが判明し、明治大は失格処分となった。順位は繰り上げられ、2位は専修大となった。

1938年(昭和13年)の主な出来事

・女優の岡田嘉子がソ連に亡命

・1940年東京オリンピックの開催返上を決定

・国家総動員法制定

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