早稲田大・鈴木琉胤「4年かけてエースになる」…大型ルーキー、初の箱根路で4区日本人最速

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 2、3日に行われた第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)では、各チームの次代を担う下級生も躍動した。4区で大型ルーキーが留学生の持つ区間記録に迫れば、最終10区では1年目は苦しんだ2年生が好走を見せ、優勝のゴールテープを切った。次回以降の活躍も期待されるスター候補を紹介する。

4区で区間賞を獲得した早大の鈴木琉胤=片岡航希撮影
4区で区間賞を獲得した早大の鈴木琉胤=片岡航希撮影

「応援がすごくて楽しくて」

 1年生で4区を任され、区間記録まで1秒差に迫る日本人歴代最速タイムをマーク。早大4区の鈴木 琉胤るい (1年)は衝撃の箱根デビューを飾った。

 4位でたすきを受けると、「応援がすごくて楽しくて」。時折笑顔まで浮かべながら順位を二つ上げ、往路の優勝争いに貢献。レースで20キロ以上を走るのは初めてで、「走りきれるかビビりながら終始余裕をもって走っていた。ラスト、もうちょっといけばよかったかな」と無邪気に笑う。

 中学時代、サッカー部との兼任で全日本中学校選手権の3000メートルで優勝。千葉・八千代松陰高の3年時には全国高校駅伝の1区で当時の日本人最高記録を打ち立てた。

 昨春、鳴り物入りで早大に進み、5月の関東インカレ5000メートルで2位。トラックでの実力をさっそく証明したが、その後に左足の甲付近の疲労骨折が判明し、夏を棒に振った。それでも、「出場する試合のターゲットを絞って調整するのは中学からずっと同じ」。焦る気持ちを抑え、大舞台にきっちり間に合わせた。

 「4年をかけて早稲田のエースになり、世界に羽ばたけるように」。超新星には、夢の輪郭がはっきりと見えている。(西井遼)

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