箱根駅伝「シューズ」の戦い、連覇はアディダス…元祖・厚底に迫る「クセのないいい」メーカーとは?

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 第102回箱根駅伝は、青学大が往路、復路、総合のいずれも新記録をマークし、3連覇を果たした。区間記録も5区間で塗り替えられ、まさに記録ずくめのレースとなった。選手たちの躍進を支える一因が、各メーカーがしのぎを削るシューズの進化。学生ランナーたちが使用したシューズの最新トレンドを探った。(編集委員 近藤雄二)

東京・大手町をスタートする選手たちのシューズ。アディダス、アシックス、ナイキ、プーマなどのブランドが並んだ
東京・大手町をスタートする選手たちのシューズ。アディダス、アシックス、ナイキ、プーマなどのブランドが並んだ

3連覇の青学大は10人中9人

 今年の箱根駅伝で、着用シューズナンバーワンに輝いたのがアディダスだった。

 2年連続で首位をキープし、全体の35・7%に当たる計75人が使用した。従来の総合記録を3分45秒更新する10時間37分34秒で3年連続9度目の優勝を飾った青学大は、9人が同社製を履いていた。

アディダスのシューズで連続区間賞を獲得した青学大8区の塩出翔太(左)と9区の佐藤有一=鈴木竜三撮影
アディダスのシューズで連続区間賞を獲得した青学大8区の塩出翔太(左)と9区の佐藤有一=鈴木竜三撮影

 中でも8区区間賞の塩出翔太(4年)ら7人は、定価が8万円超の「EVOシリーズ」を着用。Alpen TOKYOランニングアドバイザーの寺島俊之さんによると「片足で140グラムを切るほど徹底的な軽量化が図られた超高反発素材が用いられ、海外の有力選手も多数使っているというバックボーンも、選手に安心感を与えているのでは」と語る。

 区間賞獲得者のうち、3区の中大・本間颯(3年)、4区の早大・鈴木琉胤(1年)、5区の青学大・黒田朝日(4年)など、過半数の6人が同社製を使用。多くの選手たちに支持される理由を、速さでも証明した形だ。

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