受け師が攻めた! 天使の跳躍…ランキング戦1組 木村一基九段×都成竜馬七段
完了しました
第1譜

ランキング戦1組2回戦
(先)九段 木村一基×七段 都成竜馬
▲2六歩 … △3四歩 …
▲7六歩 … △9四歩 …
▲9六歩 … △4四歩 4
▲4八銀 … △3二銀 …
▲5八金右… △3三角 2
▲2五歩 2 △4三銀 1
▲6八玉 … △2二飛 6
▲7八玉 … △7二銀 1
▲5六歩 2 △6二玉 3
▲7七角 3 △7四歩 12
▲6六歩 3 △7三桂 20
▲6七金 3 △6四歩 2
▲8八玉 12 △4五歩 10
▲5七銀 9 △5二金左2
▲7八金 9 △5四銀 5
▲3六歩 1 △7一玉 2
持ち時間各5時間
△1時間17分 ▲0時間51分 32手

マスク緩和
政府が3月13日からマスクの着用を個人判断としたため、日本将棋連盟も同日付でマスク着用を義務付けていた臨時対局規定を廃止した。
本局は規定廃止間もない3月17日、東京・将棋会館で行われた。木村、都成はともに、対局開始時点ではしっかりマスクを着用していたが、▲9六歩のタイミングで、相次いで外した。
対局中のマスク着用について、木村は「長く着用して対局していましたので苦にはなりませんが、外していたほうが楽です」と語り、都成は「自分は鼻が詰まりやすいので、マスクをつけての対局はつらく、外せるのはありがたかったです。息苦しさがどのくらいマイナスになるかは、個人差でしょう」と言う。
本局は後手の都成が相居飛車の

第2譜

ランキング戦1組2回戦
(先)九段 木村一基×七段 都成竜馬
▲9八香 18 △8五桂 7
▲5九角 5 △6五歩 1
▲3七角 2 △6六歩 …
▲同 銀 9 △6五歩 …
▲7七銀 15 △8一玉 1
▲9九玉 1 △7七桂成…
▲同金寄 … △6二金寄…
▲8八銀 13 △7一金 4
▲2六角 16
持ち時間各5時間
△1時間35分 ▲2時間14分 49手

先手失敗?
結果的には1回戦の対広瀬戦に合流した本局だが、当初の都成は前例を指す予定がなかった。
「
木村の先手番勝率は6割5分ほどだが、初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩(本局では4手目から△9四歩▲9六歩が入っているが)の形で先手番を持ったときの勝率が8割近くまで跳ね上がる。
広瀬戦は図から▲8六歩△8四歩▲9八香△1四歩だが、都成は「△1四歩が微妙でした」と振り返り、△6三金か△8五歩を想定していた。
実戦の▲9八香は△8五桂から銀桂交換になり「香上がりは失敗でした」と木村は反省する。▲8六歩△8四歩に▲9八香か▲3八飛ならば一局だった。本譜は△7七桂成の前に△8一玉と寄ったのがうまく、単に△7七桂成▲同金寄△7三銀打ならば駒損とはいえ、後手に銀を使わせた主張が先手にもあった。
「△6二金寄~△7一金と銀を温存されると手の出しようがなく、苦しいと感じました」と木村は振り返る。(相崎修司)



























