[きら星]「洗顔」にも 最高の売り上げ…牛乳石鹸共進社(大阪市) マーケティング部課長 藤松源さん 44
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赤や青のパッケージと牛のマークでおなじみのせっけんで知られ、固形せっけんの国内トップシェア(占有率)を誇る牛乳

「カウブランド赤箱」は1928年に自社製品として発売しました。パッケージデザインは刷新を重ねましたが、古くから縁起の良い色とされる赤い背景と、企業理念の「商いは牛の歩みのごとく」に由来するリアルな牛の絵柄は、今も変わりません。ちなみに「青箱」は49年に発売した別のブランドで、香りや洗い上がりが異なります。
全国で人気商品となった契機は、61年に放送を開始した人気テレビ番組「シャボン玉ホリデー」のスポンサーになったことです。「〽牛乳せっけん、良いせっけん」のCMソングで、全国の家庭に浸透しました。
しかし、90年代に入ると、ボディーソープなどの液体せっけんが普及し、固形せっけんの市場は縮小します。2010年度には、売上高は20年前の3分の1にまで落ち込みました。11年、当時の社長が主導し、赤箱再生プロジェクトを始めました。ただ、会社の顔である赤箱は「聖域」のようになっており、改革は一筋縄ではいきませんでした。


























