3年生と4年生でこんなに違う…就活の第一関門、エントリーシートの書き方のコツ
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インターンシップ(就業体験)でも採用選考でも、企業の担当者が最初から最後まで参考にする書類がエントリーシート(ES)だ。インターンが中心の3年生と、採用選考が中心の4年生では、こだわるポイントや悩みは異なる。大学で就活支援を行う専門家4人にうまく書くコツを聞いた。(新美舞)

Q 志望動機や自己PRを「200字で」など、字数制限が厳しく、うまく書けない
A 「あれもこれも」は禁物

立教大学キャリアセンター 合戸廉太朗さん
自己分析や企業研究を深めれば、書く内容の取捨選択はしやすくなる。大学の就活講座も利用しよう。ただ、字数制限の中でも自ら学ぼうとする姿勢は強調したい。「何を学び、どう企業で生かしたいか」という部分は、インターンの内容と結びつけて具体的に書こう。

キャリアカウンセラー 矢島慶佑さん
あれもこれも入った「幕の内弁当」にしない。自分の最大の「推しポイント」に絞ろう。字数内に収めるために生成AI(人工知能)を使うと、表現が平凡になる。言葉遣い一つでも個性は出る。印象づけるためにも自分の言葉で書こう。
Q サークルの役職もゼミ活動も始まったばかり。ガクチカが書けない
A 「推し活」も立派な能力
合戸さん 自分の成長や挑戦が伝わるのなら、3日間のボランティアでも「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)になる。例えば、初日は運営がうまくいかず、2日目に手法を改め、3日目は仲間の意見も取り入れ、こんな結果が出た、など。取り組んだ「長さ」にこだわらない。
矢島さん 「熱中したことは何か」に置き換えて考えよう。アイドルの「推し活」でもいい。異世代のファンと連絡を取り合い、イベント会場で初対面の人と情報交換する力も、立派な能力だ。「今は挑戦中。今後こういう結果を出したい」でも構わない。
Q 有名企業のインターンは高倍率。多数に応募したいが、ESを書ききれる自信がない
A 焦る経験はスケジュール管理能力につながる

中央大学キャリアセンター担当副部長 松村祐明さん
高倍率なのは一部の有名企業だけ。対象を準大手や取引先の中小企業に広げれば、比較的参加しやすい。同じ業界なら共通して書ける内容も多く、数多く書く時の負担も減る。業界研究も深まる。

佐賀大学ウェルビーイング創造センターキャリア支援部門・准教授 山内一祥さん
思うように書けない、間に合わないと焦る経験は、本選考でスケジュール管理をする力になる。最初から書けないと諦めずに、頑張って挑戦してみよう。選考に落ちたり失敗したりという経験も、成長につながる。


























