奨学金申請101人 大幅増 あしなが育英会 物価高影響 18日から募金
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病気などで親を亡くした子供らを支援する「あしなが育英会」(東京都)の2026年度の奨学金に、県内からは前年度比で34人多い101人が申請したことが同会事務局のまとめでわかった。全国的にも過去最多となる1819人が申請しており、同会は物価高が背景にあるとしている。学生らは18日から、名古屋市などで街頭募金を行って協力を求める。

募金活動をする「あしなが学生募金事務局」によると、26年度に全国で奨学金を申請した高校生のうち、約65%にあたる1187人の奨学金の受給が決まった。
あしなが育英会が25年に行った調査では、奨学金を受けている家庭の平均勤労収入は140・9万円と低く、52・2%が過去1年間に「お金が足りず、食料を買えなかった」経験があるなど困窮ぶりが浮き彫りとなっている。
米国とイスラエルによるイラン攻撃で原油価格が高騰していることが、遺児家庭の生活をさらに苦しめることも懸念されており、奨学金を受給している学生らが18日から26日までの土日に県内各地で寄付を呼びかける。
奈良県の高等専門学校を経て昨年、愛知県内の国立大に編入した男子大学生(21)は、小学5年の時に父を病気で亡くし、母が1人で仕事をしながら大学に進学させてくれた。ただ、定期代などの工面は難しく、母から「奨学金がなければ進学はできなかった」と打ち明けられたという。
災害で父を亡くした豊橋市出身の静岡大学2年鈴木
街頭活動は原則正午~午後6時に実施。場所は、名古屋駅東口(名鉄近鉄乗り場出口前)、名古屋市営地下鉄栄駅(名古屋栄三越前)、名鉄大曽根駅(26日のみ)、JR尾張一宮駅コンコース、豊橋駅東口(午後5時終了)、JR岡崎駅(18日のみ、午後5時半終了)。あしなが学生募金のホームページでも公開している。


























