戦艦「大和」新たな学び 大和ミュージアム再オープン デジタル展示 さわれる模型
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呉市で23日にリニューアルオープンした市海事歴史科学館「大和ミュージアム」は、1年2か月にわたる大規模改修で、来館者の満足度や利便性を高めるような工夫が各所に施された。所蔵資料などのデジタル化が進んで見やすくなったほか、ユニバーサルデザインも取り入れられたことでより多くの人にとって魅力ある施設として生まれ変わった。(清水裕、東川直央)

同館では23日午前に記念式典が開かれ、戸高一成館長らがテープカットをして祝った。戸高館長は「何度来た人でも『こういう見方があったのか』『こういう話題もあったのか』など、違う関心と興味を持ってもらえるはず」と話した。

リニューアルにあたっては、展示のデジタル化が進められた。館内には多くの大型ディスプレーが設置され、戦艦「大和」の図面や乗組員の顔写真などが映し出されている。デジタル化で乗組員の遺族らが、名簿の検索もしやすくなった。
誰もが展示を楽しめるユニバーサルデザインの工夫もなされている。展示ケースの下部には空間が設けられ、車いすの来場者は近くに寄って観覧できる。家族連れの来館も見込み、授乳室はこれまでの2階から利用しやすいように1階玄関近くへ移した。
展示品に触れることができる「触知模型」も設置された。350分の1サイズの大和のレプリカ(約75センチ)に触れた北九州市八幡西区の小学3年池下拓海君(8)は「(資料を)見てばかりではなく、大砲やスクリューに実際に触れられて楽しかった。大和は大きくてすごい」と話した。目の不自由な人にとっても展示がイメージしやすくなるとみられる。
また、これまで玄関付近は土産を買い求める来館者らで混雑していたことからミュージアムショップを移設。よりゆったり見学できるようになった。


























