春の叙勲 50年地域発展に尽力 旭日中綬章 元広島銀行頭取 池田晃治さん72

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 春の叙勲の受章者が発表され、県内では85人が栄誉に輝いた。様々な分野で顕著な功績があった人に贈られる旭日章が19人、公的業務で活躍した人に授与される瑞宝章が66人だった。発令は29日付。旭日中綬章を受章した元広島銀行頭取の池田晃治さん()に喜びの声を聞いた。

銀行員や商議所会頭としての歩みを振り返る池田さん(広島市中区で)
銀行員や商議所会頭としての歩みを振り返る池田さん(広島市中区で)

 銀行員として約50年にわたり地域経済の発展に尽くしてきた。「挑戦する経営者の夢を支える。地域の成長こそが我々の成長だ」と力を込める。

 2012年に頭取となり、18年には会長に就任した。20年に誕生した「ひろぎんホールディングス(HD)」では、会長として、エリアを代表する金融グループを率いた。

 銀行員人生で最も苦しかった経験は1997年だという。バブル経済崩壊後の不良債権処理などで、金融機関には厳しい目が注がれていた。広島銀行でも同年11月、風評が広がったことで株価急落と預金の流出が起き、業績の情報公開などを通じて信頼回復につなげた。「銀行業の基本は信用だ」と痛感した。

 19年からは広島商工会議所の会頭を2期6年務め、地域全体に目を配る立場となった。広島市中心部へのホテル誘致やサッカースタジアム整備、商議所などが入る高層ビルの建設などに力を尽くした。「自治体や産業界と一体となり、オール広島で地域を盛り上げた」と振り返る。

 6月には銀行とHDの会長職を退任する見通しだ。だが、地域の発展に向けては「一個人として貢献していきたい」と述べ、その意欲は衰えることはない。

 

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