此花食堂55年の歴史に幕 最終日 別れ惜しむ常連客ら来店 福山

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 福山地方卸売市場(福山市引野町)で市場関係者らに親しまれてきた名物食堂「 此花このはな 食堂」が30日、営業を終えて55年の歴史に幕を下ろした。

常連客から拍手を送られ感極まる近藤さん(右から2人目、福山市で)
常連客から拍手を送られ感極まる近藤さん(右から2人目、福山市で)

 食堂は市場と同じ1971年に開業。市場が開く日は午前3時から営業し、 女将おかみ 近藤恵子さん(73)が市場で仕入れた魚、野菜を使う料理を提供してきた。

 この日はなじみ客向けに営業し、別れを惜しむ人が来店。近藤さんが未明から作った総菜や麺類など「いつもの味」を頼んだ。市内で鮮魚店を営み50年以上通う本原明子さん(77)は「子や孫はこの店のおかずを食べて大きくなった。お礼をいくら言っても足りない」と残念がった。

 家族、常連客から寄せ書きや感謝状を受け取った近藤さんは「つらいこともあったけど、料理やお客さんと話すのが好きじゃけ続けてこられた」と言って涙を流した。それでも「少しゆっくりしたいけど、ぼけたらいけんけえ、どこかに呼ばれたらまた働きに出ようか」と笑顔を見せた。

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