塩釜神社でパワーチャージ…「日本三奇」神秘の釜も拝む
完了しました
昔からの心配性が年々ひどくなっている気がしてならない。不安を静めるべく、あちこちでお守りを買い求めるなか、昨年出会ったのが塩釜神社(宮城県塩釜市)の「うまくいく

別宮の「別」は「特別」の意味
仙台市から車で約1時間。JR本塩釜駅近くの小高い「
塩釜神社の創建年代は定かでないが、平安時代初期の文献にその名が記されているというから相当な歴史があることは間違いない。現在の社殿が

塩釜神社の門を抜けると、正面にも右手にも拝殿があった。正面が「左右宮」で、右手は「別宮」。この別宮のほうがメインだという。別宮の「別」は「特別」を意味し、ここにまつられているのは、人びとに塩作りを教えたとされる主祭神「

案内してくれた神社の職員によると、「正面の左右宮から参拝しがちですが、知っている人は別宮を最初にお参りします」との由。自分も左右宮からお参りしてしまった。次に来たときは別宮からにしよう。
「うまくいく御守」ネーミングの理由
それぞれに神様がいる神社を巡り、樹木に囲まれてマイナスイオンが漂う敷地内を歩いていると、ここがパワースポットと言われる理由がわかるような気持ちになってきた。
さて、次は「うまくいく御守」のネーミングの理由である。神社には昔から馬が奉納されており、昭和55年(1980年)に「金龍号」がやって来たのを記念して、新たなお守りを作ることになった。その際、九つの

これが好評だったことから、その後も毎年お守りが作られるようになったという。お守り袋の
撫で牛に願いを
塩釜神社には、力をもらえそうなものがほかにもあった。門前に寝そべる石造りの「

とすると商売繁盛を願って撫でるのが正しいのだろうが、実際には自分の体のうち良くなってほしい部分を撫でる参拝者が多いそうだ。そこで改めて撫で牛を眺めてみると、顔と頭が特にテカテカしている。もちろん自分もそこを撫でた。
広大な境内には至る所に桜の木が植えられている。およそ40品種にも及び、早咲きと遅咲きの桜があるため長期間にわたって春の花を楽しめるそうだ。海を望む庭園も美しい。202段の急な石段からなる表参道を上って体も鍛えた。さて、茶店で甘酒でも飲んで帰るか……などというわけにはいかない。行きたい場所がもう1か所あるのだ。

芭蕉も拝んだという「四口の神釜」
向かったのは、塩釜神社から歩いて10数分の

その昔、塩作りに使われたというこの鉄製の釜は、風雨や天日にさらされる屋外にあるにもかかわらず、釜の中の水はあふれることも
境内の案内板には、この釜が「塩釜」の地名の由来とされていると記されていた。これはぜひとも釜をカメラに収めたいところだが、ご神体ということで残念ながら撮影はNG。しかし「

神釜に導いてくれた釜守さんが、普段は施錠されている木戸を開けた。円形の釜が四つ、地面にはめ込まれたように存在していた。縦に二つ、横に二つ。直径はいずれも1メートルほどだろうか。中になみなみと入った水は海水だという。この水が増えも減りもせず、変事の前には変色するのか――。伝説を知ったうえで見つめると、不思議な力を持つ釜のように見えてくる。未来
いやはや、すっかり堪能させてもらった。これにてパワーチャージの小旅行は終了。新しいお守りを手に入れ、うららかな春日和に写真を撮ることもできた。すると空が曇ってきて、やがて小雨が降ってきた。これもお守りのおかげなのだろうか、うまくいった一日であった。





























