マタギ山の恵みに感謝 小国「熊まつり」 クマ狩り模擬実演も

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 狩猟をなりわいとする「マタギ」の文化を伝える小玉川熊まつりが4日、小国町小玉川で開かれた。同地区には現役のマタギが11人おり、クマを供養し、山の神に感謝をささげる儀式が300年以上前から受け継がれているとされる。

神事ではクマの毛皮を掲げ、山の恵みに感謝した(4日、小国町で)
神事ではクマの毛皮を掲げ、山の恵みに感謝した(4日、小国町で)

 祭りでは雨の中、マタギたちがクマ狩りを模擬実演。本物の毛皮をかぶったクマ役を大声で追い立て、銃で仕留める様子を披露した。神事では、クマの毛皮や頭の骨が並ぶ祭壇に祈りをささげ、熱湯に浸した 青笹あおざさ を来場者に振り清める「お湯立て」が行われた。

 小国町猟友会第7班の舟山衛班長(54)は「猟の安全を祈願し、山の恵みに感謝した。ずっと続く文化をこれからも大事にしていきたい」と話した。

 会場では、今年仕留めたクマを煮た名物「熊汁」約500杯が用意されたほか、熊を追い立てる役割の「 勢子せこ 」にちなみ、思い思いの言葉を叫ぶ勢子大会も行われた。

 2年連続で大会に参加し、「クマさん、また来たよ」と大声で叫んだ千葉県流山市の小学4年生(9)は「ドキドキしたけど、聞いてもらえてうれしかった」と笑顔だった。

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