宇都宮駅西口で建設中の複合ビル、市消防局が防火審査ミス…追加工事費1億111万円を賠償
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JR宇都宮駅西口の再開発事業を巡り、宇都宮市は13日、建築物の防火に関する市消防局の審査でミスがあったと発表した。追加工事が必要になったことから市は建築主に約1億111万円を賠償するとし、担当職員らを懲戒処分した。

同日の市議会議員協議会で明らかにした。
審査にミスがあったのは、宇都宮駅西口で建設中のマンションと店舗の複合ビル(地上20階、地下1階)。2022年10月、設計者から、マンション部分と商業部分を隔てる壁について事前の相談があり、市消防局は壁の材質などについて誤った説明を行っていたという。23年8月、市消防局は誤りに気付かないまま、審査を行い、事業者に問題がないと通知していた。
昨年7月、市消防局が現地検査を行ったところ誤りが判明し、追加工事が必要になった。8月の完成予定に変更はないとしている。
賠償費用は開会中の市議会3月定例会に今年度一般会計補正予算として追加議案を提出する。また市消防局職員4人に対し、減給10分の1(3か月)、消防局長に対し、減給10分の1(1か月)とする懲戒処分を行った。いずれも13日付。佐藤栄一市長も減給10分の1(3か月)を申し出た。佐藤市長は議員協議会で、「信頼を大きく損なうもので、誠に申し訳なく、おわびを申し上げる」と陳謝した。
市は職員の法令に対する認識不足が原因だったとし、職員の教育を徹底するとともに、マニュアルを整備し、再発防止に努めるとしている。


























